2022年
8月12日(金)

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過去最多の597人 県内コロナ新規患者 1週間前の2.7倍 急速に「BA・5」に置換か

2022-07-14

県内の新型コロナ感染拡大状況を説明する県保健福祉部の野原部長(左)と医療政策室の三浦感染症課長

 県と盛岡市保健所は13日、県内で新型コロナウイルス感染症の新規患者を597人確認したと発表した。いずれも重症ではないか、無症状。1日当たりの新規患者数としては最多であり、1週間前(6日)発表分と比較すると、約2・7倍に増加した。県によると、全国的な増加傾向に呼応した増加が県内でも見られており、オミクロン株の一種「BA・5」への置き換わりなどが要因と考えられるという。県内の累計患者数は4万783人(うち盛岡市保健所分1万1993人)となった。

 患者数の急増を受けて、達増知事は「急激な感染者数の増加に不安を抱く方もいると思うが、県では医療体制、検査体制をしっかりと整えている。症状のある方は受診、感染に不安のある方は無料検査を受けてほしい。県民は、手指消毒や換気など、一層の感染対策を」と呼び掛ける談話を出した。

 県は14日に対策本部員会議を開き、県内の医療提供体制や公衆衛生体制の強化など、対応を協議する。

 13日発表分の新規患者の保健所別の内訳は、▽盛岡市195人▽県央90人▽中部67人▽奥州120人▽一関30人▽大船渡6人▽釜石29人▽宮古8人▽久慈36人▽二戸16人│。

 盛岡市、県央、奥州の各保健所単位でも、1日当たりの新規患者数が最多を更新したほか、釜石保健所管内の新規患者数は最多タイとなった。盛岡市保健所管内の患者のうち、4人は疑似症(みなし陽性)患者。

 年代別では、▽10歳未満122人▽10歳代131人▽20歳代46人▽30歳代87人▽40歳代91人▽50歳代53人▽60歳代33人▽70歳代20人▽80歳代10人▽90歳以上4人│。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)は、久慈保健所管内の学校(患者数6人)の1件。確認済みのクラスターは、▽学校10件▽教育保育施設5件▽高齢者施設3件│で確認が見られた。

 県保健福祉部の野原勝部長は、県内の医療提供体制について「病床使用率は徐々に上がっているが、必要な医療提供を行う」と述べた。

 13日午前9時時点で67人(前日比15人増)が入院中。重症者はいない。宿泊療養中は82人(同13人増)、自宅療養中は2240人(同453人増)。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規患者数は、県169・0人、盛岡市222・2人。



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