2022年
8月12日(金)

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最大病床数435床まで拡大 県コロナ対策本部員会議 保健所支援も増強へ 急激な感染拡大に対応

2022-07-15

県民へ感染対策の徹底を呼び掛ける達増知事

 県は14日、県内における新型コロナウイルス感染症の急拡大を踏まえ、対策本部員会議を開き、医療提供体制、公衆衛生体制の拡充を決定した。医療提供体制は、これまで400床としていた県内の最大病床数を435床まで拡大。新型コロナ対応業務に当たる県保健福祉部や各保健所を支援する体制を強化し、急速な感染拡大に対応する構えを示した。

 最大病床数の拡充は医療機関と調整の上、実現した。軽症から中等症の患者を受け入れる病床を増やした。本県の感染拡大状況は現在、「フェーズ2」であり、感染拡大の状況に合わせ柔軟に病床を拡大し、医療の必要がある患者に適切に対応する。

 公衆衛生体制の拡充報告によると、県新型コロナ対策保健所支援本部では80人(事務職58人、保健師22人)を確保し、積極的疫学調査などに従事している。

 盛岡を除く9保健所にも、最大58人を配置し、積極的疫学調査、患者や検体輸送への対応、感染症法に基づく通知書作成などを担う体制を
構築。

 保健所支援派遣チームは最大86人(本庁事務職など20人、振興局事務職など66人)体制で、クラスター発生などの業務拡大時における初動対応を行う。

 また、自宅療養者の健康観察や、食料品やパルスオキシメーターの発送などを行う「いわて健康観察サポートセンター」や、宿泊療養施設の運営については、外部委託も導入。保健福祉部の業務指示、調整のもとで運営を行っている。

 学校の夏季休業に向けた新型コロナ対策として、13日付で全県立学校と市町村教委に通達を発出。

 部活動においては各競技団体のガイドラインを踏まえるとともに▽部室や更衣室、ロッカールームなどの共有エリアの一斉利用▽活動前後の集団の飲食―を避けるなど、活動中以外も必要な感染対策を講じるよう求めた。

 学校プールなどを開放する場合も、▽会話や接触による感染リスクを避けるため、大勢で密な状況を作らない▽手洗い場や更衣室、休憩スペースなどでも必要な感染対策を徹底する│など、通常の水泳の授業時と同じ対策を求めた。

 達増知事は「県内及び全国の状況から、さらなる感染拡大が懸念される。手指衛生や換気、場面に応じたマスク着用など、一層の感染対策の徹底を。帰省や旅行、イベント参加の場合は、事前のワクチン接種や検査を活用し、社会活動、経済活動を行おう」とメッセージを出し、広く感染対策の徹底を求めた。



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