2022年
8月12日(金)

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江口寿史展 現代女性の美しさ描写 県立美術館できょう開幕

2022-07-16

全国最大規模で開幕するイラストレーション展「彼女」の展示作品を解説する江口寿史さん

 江口寿史イラストレーション展「彼女―世界の誰にも描けない君の絵を描いている―」(同館など主催)が16日、盛岡市本宮の県立美術館(藁谷収館長)で開幕する。現代を生きる女性の美しさを描いた45年の軌跡を、新作を含め536点のイラストで紹介。女性たちへの「愛しさ」にあふれた作品群が並んでいる。9月4日まで。

 江口さんは、週刊少年ジャンプの「ストップ!!ひばりくん!」(81年)などで人気漫画家となり、キュートでクールな女の子が人気を博す。

 本展では、90年代以降に独自のジャンルを開いた「現代の美人画」の視点から、イラスト作品を再構成して展示。盛岡展の特別展示80点を含め、全国の巡回展で最大規模の内容となった。

 15日には江口さんが来館し、6章構成の展示作品を解説。CDジャケットなどに描かれた「彼女たち」をインクジェットプリントでキャンバスに出力した作品群に始まり、漫画からイラストレーションへの傾斜、女性たちがまとう音楽とファッションなど、さまざまなカルチャーが味わえるのも大きな魅力だ。

 本県出身のミュージシャン大瀧詠一の「A LONG VACATION」の40周年トリビュートイラスト(SONY MUSIC、2021年)も展示されている。

 江口さんは「描きたいのは、生活感がある日常の中の女性たち。いま生きている、現在進行形の作品なので、多くの方に見に来ていただきたい」と来場を呼び掛けた。

 午前9時半から午後6時(入館は同5時半)まで。休館日は月曜(7月18日、8月15日は開館)と7月19日。観覧料は一般1200円、高校生・学生700円、小中学生500円。

 会期中のイベントの詳細は同館ホームページで。問い合わせは電話019―658―1711。



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