2022年
8月12日(金)

全文を読む

3行歌で熱い思い伝える 短歌甲子園 盛岡一が団体準優勝 個人戦最優秀作品賞 同校の伊藤さん受賞

2022-07-30

団体戦の決勝戦に挑む盛岡一の生徒たち

 盛岡市で3年ぶりに参集開催された、第17回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2022」(同実行委員会主催、会長・谷藤裕明盛岡市長)が29日、閉幕した。27日から3日間の日程で、予選を勝ち抜いた21チームが短歌の表現で熱戦を繰り広げた。団体戦の優勝校は2年ぶり6回目の出場の高田高(三重)。2年連続11回目の出場の盛岡一高が準優勝に輝いた。3位は仙台高(宮城)と盛岡三高。


団体戦で3位に輝いた盛岡三の生徒たち

 最終日の29日は、盛岡劇場(同市松尾町)で団体戦決勝トーナメントと個人戦の決勝審査が行われた。
 高田高と盛岡一高の決勝戦は先鋒と中堅で1対1となり、勝敗は大将戦に委ねられた。互いにこん身の短歌を披露したが、高田高に軍配が上がった。

 盛岡一高の中堅を務めた文学研究部部長の大崎美優さん(3年)。「丸」の題で、「野球だけしてれば かっこいいのにさ 君の丸坊主をじっと見つめて」と詠み、胸のうちに秘める恋心を素直に表現した。

 「優勝できなかったが、悔しいという思いよりも、ここまで勝ち上がれたうれしさが大きい。緊張の中、他校に影響されすぎず、自分が普段思っていることを歌にすることができた」と話した。

 個人戦の最優秀作品賞は盛岡一高2年の伊藤蓮人さんの「古本に折り目の付いた一ページ この一文に 二人は惚れた」。

 特別審査員の小島ゆかりさんは「誰かに共感してもらいたい、伝えたいメッセージがあるということが短歌の本質的な柱。そのことをこの場で高校生の皆さんが教えてくれた。感謝したい」と講評した。



前の画面に戻る

過去のトピックス