2022年
8月12日(金)

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3年ぶりに笑顔満開 華麗に激しく舞う 盛岡さんさ踊りが開幕

2022-08-02

ミスさんさ踊りの華やかな舞が沿道の人々を魅了した

 東北を代表する夏祭りの一つ、「第45回盛岡さんさ踊り」が1日、3年ぶりに盛岡市で開幕した。4日まで連日開催。メーン会場の中央通では、午後6時~同9時頃(最終日は同8時15分)まで、ミスさんさ踊りやさんさ太鼓連、企業や学校、町内会の踊り集団が華麗にパレード。4日間で132団体、例年のおよそ3分の1に当たる約9千人が参加する。また、今年は盛岡うるま友好都市10周年を記念し、うるま市の訪問団もパレードに加わり、活気あふれる「サッコラ チョイワヤッセ」の掛け声で盛岡の夏を盛り上げる。

 初日は、うるま市天願区青年会による沖縄の伝統エイサーがパレードの先頭を飾った。谷藤裕明盛岡市長、盛岡商工会議所の谷村邦久会頭、市議会議員らに続き、今年のミスさんさ踊りの5人が登場。華麗な舞いで踊り集団を先導し、沿道の観客にさんさ踊りをアピールした。

 友人3人で訪れていた大学生、佐藤隆さん(21)は「大勢でにぎやかに楽しむイベントが久しぶりで、わくわくしている。この祭りの雰囲気が大好き。忘れかけていたさんさ踊りの楽しさを思い出すことができた」とパレードの熱気を楽しんでいた。

 盛岡市青山の会社員、松岡誠司さん(45)は「みんなが楽しそうに踊っているのを見て、元気をもらった。さんさ踊りを通して改めて盛岡の良さを感じた」と笑顔で語った。


盛岡さんさ2番を踊るつつみ幼稚園の園児

 パレードの終盤には、昨年のミスさんさ踊りが演舞。さらに、花車の上には2019年のミスさんさ踊りも加わり、大競演。より華やかなパレードとなった。

 新型コロナの影響で2年連続中止を余儀なくされた盛岡さんさ踊り。今年はマスク着用やソーシャルディスタンスの確保など、基本的な感染対策を徹底して開催している。

 また、例年よりもパレードを約200㍍短縮し、沿道の観覧エリアを拡幅。参加団体の人数も半分ほどに制限されている。

 サブ会場の盛岡市民文化ホール(マリオス)では4日間、午後1時から同4時ごろまで、伝統さんさ踊り競演会が行われている。地区ごとに振り付けや衣装が異なり、観光客にも好評だ。

 1日のトップバッターは、うるま市天願区青年会による伝統エイサー。パレードに先立って、4㌔ある大太鼓のばちさばきや、しなやかな手踊りで来場者を魅了した。同市田場の琉球獅子団「龍神伝説」もエイサーと獅子舞を披露し、会場の盛り上がりは最高潮へ。

 盛岡市永井の主婦、三上恵子さん(55)は「エイサーも獅子舞もとても迫力があり圧倒された。ここ2年間はさんさ踊りも見る機会がなく、寂しかった。久しぶりに盛岡らしいさんさ踊りを目することができて、本当にうれしい」と話した。



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