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矢巾町 協定に基づき普代村へ 台風19号被災で支援 職員と町民が物資、泥出し

2019-10-17

普代村で災害ごみの分別を行う矢巾町職員ら(矢巾町提供)

 本県沿岸部をはじめ、東日本の広範囲に甚大な被害をもたらした台風19号。矢巾町では台風通過直後の14日、被災した普代村に支援物資を発送。15日からは職員らが現地で復興支援に当たっている。

 矢巾町と普代村は2012年、友好交流協定を結んだ。今回、町は協定に盛り込まれた「災害時に、相互に助け合う」という項目に基づいて、14日早朝に普代村に支援物資を発送。トラック2台とワゴン車1台で消毒に使用する消石灰や消毒液、噴霧器、マスク類などを送り届けた。

 その際、普代村役場の担当者から「人手がほしい」という依頼ががあった。これを受け、15日は午前6時に町職員9人、町消防団員7人、町社協職員1人が現地へ向け出発。丸一日をかけ、泥のかき出しや災害ごみの分別に取り組んだ。その後、普代村から正式に職員派遣の依頼があり、16日から22日までの日程で町職員の派遣を決定。1日当たり3~4人が、災害ごみの分別作業などに当たる。


普代村で泥だしを行う矢巾町職員ら(矢巾町提供)

 14日に現地に物資を搬送し、15日も現地で支援活動にあたった町総務部防災交通係の川村学室長補佐は「現地は、テレビや新聞で報道されている以上の被害だった。15日は役場周辺の作業だったが、話を聞くと特に川沿いの被害がひどいという」と現地の様子を振り返る。

 「普代村の人は気丈で『前に進むしかない』と黙々と作業していた。13年に矢巾町で水害があったときは、普代村の消防団の方々が支援に来てくれた。私たちも要請に応じ支援をしていきたい」と語った。

 町では今後も、普代村に限らず支援要請があった自治体の支援を行う方針。佐藤健一総務課長兼防災室長は「人的支援、物的支援を問わず、町として応じられるようにしたい」と語った。

 県では被災市町村に対し人的支援の要請を確認中。今後要請に基づいて派遣調整を行うとしている。盛岡市では、日本水道協会県支部災害対策本部の調整で給水車を宮古市と山田町に派遣した。他の盛岡地域の自治体も情報収集を行い、県の調整のもと、応援職員の派遣などを行うという。



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