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- 気持ちを新たに「にじ」「友」 みたけ児童センターで書き初め教室
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2023-01-07
お手本を見ながら集中して書き初めをする児童
盛岡市みたけのみたけ児童センター(坂本行雄所長)は6日、書き初め教室を開いた。対象は小学2年生以上の児童。5人が参加し、2023年の始まりに気持ちを新たにした。
講師は、同市月が丘で習字教室を開いている村木敦子さん。1年の始まりの時期に、同児童センターで児童らに習字を教えるのは、今回で4年目という。
参加した2年生児童は「にじ」、3年生児童は「友」を書いた。全員静かに集中して書と向き合い、1枚書き上げるごとに村木さんのもとへ作品を持っていき、アドバイスをもらっていた。
村木さんが朱墨でお手本を書いたり、1画1画の好ましい位置を示したりすると、児童らはすぐに追加の半紙をもらいに行き、さらにいい作品を仕上げようと机に向かった。
習字中に、隣に座る友人に「楽しいね!」と笑顔で話しかけていた名久井彩さん(城北小3)は「『友』という字の、3画目の折れるところが難しかったけど、きれいな字を書こうと頑張った。小学校ではペン字クラブとバトミントンクラブに入っているので、今年はその中で、いろんなことを進んでやりたい」と目標を立てた。
書き初めをするのは今回が初めてという髙橋ひなたさん(同2)は「1枚書くごとに、『どんな字ができるかな?』と考えていた。筆は学校の鉛筆と持ち方が違く、持ちづらかったので気を付けた。バスケットボールクラブに入っているので、今年は、試合に出てシュートをいっぱい入れたい」と意気込んだ。
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