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- もりおか短角牛、おあげんせ 18店が魅惑のメニュー提供 「生産者応援して」
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2023-01-28
メニューを持つ参加店舗の代表者
盛岡市内の飲食店が「もりおか短角牛」使用のメニューを提供する、もりおか短角牛フェア(もりおか短角牛振興協議会主催)が29日から2月28日まで催される。今年で12回目。18店舗が参加し、赤身肉のうま味を引き出した全21メニューを提供し、地元ブランドの魅力をPRする。
もりおか短角牛を使用したステーキ、シチュー、コロッケなど
27日に記者発表があり、参加する3店舗がメニューを紹介した。
菜園マイクロブルワリーwith Kitchenは、レアに焼き上げた赤身を野田塩で味わうステーキを提供する。酒屋juikukuは、牛骨と赤ワインで仕上げたブラウンシチューと、ビーフブイヨンを合わせたブルショット(ホットカクテル)。ゴウちゃんのコロッケ屋は、無農薬栽培のジャガイモを使ったコロッケと、福田パンのバンズを使用したコロッケパンを紹介した。
もりおか短角牛は、国内和牛の1%にも満たない日本短角種で、2011年に本格デビューした。市内2戸の肥育農家が年間約25頭を生産。黒毛和種の霜降りとは異なり、赤身のうま味が特徴。その中でも、もりおか短角牛は比較的脂肪の含有量が多く、柔らかな肉質を楽しめるという。
同協議会会長で、市農林部の小笠原康則部長は「おいしいものを地元でを合言葉に、美味しさを広く知ってもらい、地産地消推進のために開催するもの。健康志向や赤身肉ブームもあり、使用店舗も増え、フェスを楽しみにするファンも多い。消費者の皆さまに食べてもらい、頑張っている生産者を応援していただきたい」と期待した。
期間中にフェアのメニューを食べて、アンケート記入で応募すると、ホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGのディナー付き宿泊券やサーロインステーキが当たる抽選を実施する。
2月4、5日はかわとく壱番館キューブⅡで、精肉やソース牛カツ丼、ベジカツサンドを提供する「もりおか短角牛まつり」も開催。購入したアンケート回答者にはハンバーグのプレゼントもある(各日先着50人)。
フェアの詳細や参加店舗の一覧は、盛岡市公式ホームページ内から確認できる。問い合わせは同協議会事務局(電話019―613―8457)へ。
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