2023年
3月24日(金)

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「街全体に健全さ感じる」 ニューヨーク・タイムズ紙のクレイグ・モド記者 盛岡市推薦した思い明かす 谷藤市長と特別対談 「社会の土台しっかりしている」とも

2023-02-08

ニューヨーク・タイムズ紙に盛岡市を推薦した思いを語るクレイグ・モドさん

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版の「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市の記事を寄稿した記者のクレイグ・モドさんが7日、市役所を訪れ、谷藤裕明市長と特別対談した。同記事で、盛岡市はロンドンに次ぐ2番目に選出され、モドさんは「盛岡は隠された宝石」と絶賛していた。谷藤市長は「喜ばしいニュースに市民の反響も大きい。市民とともに光栄であり、とても喜ばしい」と歓迎。モドさんは「歩きやすい街並み、自然との向き合い方、個人の店では若い人たちが頑張っている。街全体に健全さ、魅力を感じる」と盛岡への熱い思いを語った。

 対談は、モドさんの来盛に合わせて、市が設定。モドさんは日本に暮らして23年目になるが、同紙が1月12日に「52カ所」を発表後に盛岡を訪れるのは初めて。冬に旅するのも初めてといい、「雪の盛岡もとても立派。自分の故郷も雪が積もるので、懐かしい」と喜んだ。

 谷藤市長は「盛岡市は、400年を超える城下町として栄えてきた街。世界につながるまち、歩いて楽しむまち盛岡を標榜(ひょうぼう)してまちづくりを進めてきたことに、光を当てていただいた」と感謝した。

 モドさんは、同紙の掲載順について「盛岡は、2番目に合っている。大きい都市と同じように、中核市も同じように応援していかなければならない。今回の推薦が、まちおこしなどに役立てばうれしい」。

 盛岡を推薦した理由について「自分の足で1万㌔ほど歩いて各地を回っているが、シャッター街になっていたり、少子化の問題を感じる街は結構ある。2021年に10カ所の中核市の街を歩き、その中で盛岡市全体の健全な感じに感動した」という。

 個人店に見る若い人たちの頑張りを挙げながら、「この店、この1カ所ではなく、全体的に魅力を感じた」と好ましい印象を語った。

 対談終了後、取材に応じたモドさんは「盛岡は、比較的に見ても社会の土台がしっかりとしている。東京など大きな都市に出ていかなくても、東北、盛岡で素晴らしい人生を作っていけるということを大事にしてほしい」と熱っぽく語った。

 健全さを感じる盛岡の街に「自分自身が癒やされる」と言い、現在もニューヨーク・タイムズ紙への盛岡市のフォローアップ記事に取り組んでいることを明かした。



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