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旧役場庁舎活用進むか 跡地との提案に応募なく 紫波町が条件変更し再募集 住民と意見交換会開く

2019-10-25

旧紫波町役場庁舎と敷地の活用に向けた意見交換会

 紫波町日詰西裏にある旧同町役場庁舎と敷地の活用に向けた意見交換会が23日、同町日詰の町商工会館で開かれた。住民ら約40人が集い、建物と敷地の活用に向けた町の姿勢を確認した。

 町では役場機能の移転に伴い遊休不動産となっていた旧同町役場庁舎と敷地について、「日詰商店街地区のにぎわい創出に寄与し、できるだけ公に開かれた場として活用する」ことを目的に民間事業者事業提案を募集していた。2018年度は▽敷地は貸し付け、または売買とする▽旧庁舎建物はそのまま引き渡し、解体する場合は事業者が行う▽旧郡役所は町指定文化財であるため、見学可能な文化財施設として利用予定とする―ことなどを条件に募集を行ったが、応募はなかった。

 このため、町は事業者へのヒアリングを実施。この中で「購入は事業者側のリスクが高い」「解体費用を事業者が持つのは大変」などの意見があり、19年度は募集条件を一部変更。▽敷地の貸し付けのみ▽町の費用負担による解体を希望する提案も可能とする▽旧郡役所は活用が望ましい―などとした。

 また、18年度は「まちとまちをつなぐ結節点」を活用に向けた基本理念としていた。19年度は町の特徴である農業などを盛り込み「まちとまちをつなぐ結節点となり、『農』と『食』が育む持続可能な場所」を基本理念とした。
 今後は11月から事業者の提案を受け付ける予定。審査委員会で優先交渉者を選定する。

 参加した町民からは「旧庁舎解体後に何か建物を建てる場合は事業者の負担となるのか」「賃貸の場合、長期間の契約でないと旧庁舎の解体費用がペイできないのでは」などの質問があり、担当者が回答した。「『農』と『食』が育む持続可能な場所とあるが、その具体案は」という質問には「民間事業者との意見交換の中でアイデアは出ているが、今後審査があるので具体例は話せない。思いとすれば、地域経済を回す拠点になってほしい」と答えた。



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