2019年
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NOVAがグルージャの経営権 稲吉社長が会見 J3優勝へ岩手に奇跡を

2019-10-26

 グルージャとNOVAホールディングスのマスコットがコラボしたポスターを掲げる宮野社長と稲吉社長(左から)

 全国で英会話教室や学習塾を展開するNOVAホールディングス(稲吉正樹社長)=本社東京都品川区=は25日、本県を拠点に活動するプロサッカークラブ、いわてグルージャ盛岡の経営権を24日に取得したと発表した。全国展開する企業の力を受けたチーム力の向上、飛躍に期待がかかる。

 25日に盛岡市内で会見した稲吉社長(50)は「来シーズンはJ3優勝できるよう、選手、フロントを編成してサポートする。強いチーム、愛されるチームとなり、2、3年後には奇跡を岩手、盛岡の地で起こしたい」と意気込んだ。

 チームを運営会社するいわてアスリートクラブ(宮野聡社長)=本社盛岡市=の全株式の51・0%を、これまで約60%を所有し筆頭株主だったパルコホールディングス(遠藤渡CEO)から取得する契約を22日付で締結。これにより、いわてアスリートクラブはNOVAホールディングスの子会社となった。24日のJリーグ理事会で承認された。

 NOVAホールディングスは1996年1月設立。スポーツ分野では、ドイツサッカーのボルシア・ドルトムントとライセンス契約を結び、全国でサッカー教室を展開している。2018年からは、男子プロバスケ2部(B2)の広島ドラゴンフライズも運営。プロチームの運営は、広島に次ぎ2チーム目となる。

 県内では盛岡市などに英会話教室、学習塾など4施設を運営。稲吉社長が今年夏にグルージャの試合を視察したことなどがきっかけとなり、今回の運営権取得につながった。稲吉社長は「Jクラブは地域とともに地域を盛り上げる素晴らしい存在。運営についてはチャンスがあればと思っていた」と述べた。

 いわてアスリートクラブでは11月7日に開く臨時株主総会で承認を得た後、新体制での運営がスタートする。チーム名、エンブレム、マスコット、チームカラーなどを変更する予定はないという。宮野社長(34)は「町のクラブとして始まり、2016年からはパルコホールディングスに支えられてきたクラブの企業としての基盤が変わる。特にフロントは人数、質ともに向上する」と強調した。

 会見を傍聴したサポーターの小原雄宇さん(42)=盛岡市津志田=は「稲吉社長の熱さを感じた。サポーターとしても歓迎したい。NOVAをはじめとする株主、フロント、選手、スタッフ、サポーターが一岩(いちがん)となって、地に足をつけてグルージャを盛り上げていきたい」と語った。



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