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- 黄色い波間行く児童たち 北厨川小が菜の花ウオーキング
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2023-04-29
菜の花ウオーキングを楽しむ北厨川小の児童たち
北厨川小(竹花正太郎校長、児童244人)は28日、隣接する盛岡市下厨川の農研機構東北農業研究センターの菜の花畑を散歩した。青空の下、全校児童が残雪をいただいた岩手山を眺めながら、見頃を迎えた黄色い花の波の間をゆっくり歩き、春を満喫した。
同センターによると、連作障害を避けるため、畑をブロック分けし、3年周期でローテーションしながら麦を作付け。空いた畑に緑肥作物(肥料となる植物)として菜の花などを植えている。菜の花は公開後すぐに刈り倒す。今年の菜の花畑の面積は約400㌃。
同校では以前、弁当を持って、菜の花畑でピクニックをしていた。しかし、新型コロナウイルスが感染拡大してからは、ウオーキングに切り替えた。
この日は、竹花校長を先頭に、1年生は6年生、2年生は5年生、3年生は4年生の、兄弟学級のお兄さんやお姉さんと一緒に、学校と畑を約1時間かけて往復した。
6年生の水島義仁さんは「菜の花と岩手山のツーショットが見られて、うれしい」、同じく伊東春希さんは「菜の花は、去年より背が低く、景色がよく見える。散歩は楽しい」。2人と手をつないで歩いた1年生の石羽根舜太さんは「気持ちいい。大騒ぎできるのもいい」と元気いっぱいだった。
同センターでは5月7日午前9時から午後4時まで、菜の花畑を公開するという。
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