2023年
6月9日(金)

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「正々堂々」誓う 競技開始へ高まる士気 県高総体開会式 80校の選手152人参加

2023-05-12

選手代表宣誓を務めた水沢工業高

 第75回県高校総合体育大会の開会式が11日、盛岡タカヤアリーナで開催された。県内各地の高校80校から、選手152人が参加。選手宣誓やエールを通し、大会に向け士気を高めた。大会は前期が18日から22日まで。その後カヌー競技や水泳競技などが、6月25日にかけて行われる。

 開会式では、第74回大会卓球競技(女子)で初優勝した盛岡二高の佐藤詩華さんが優勝旗を返還。

 木村基大会会長は「本県出身アスリートの活躍は皆さんの夢や希望、目標となり、本県スポーツの一層の振興に大きく貢献することが期待される。試合が終わる最後の瞬間まで諦めることなく、自分、そしてチームの力を出し切ってください」とあいさつした。

 佐藤一男県教育長は「選手皆さんの目標の実現に向け、これまで培ってきた力を存分に発揮され、正々堂々と戦い、多くの友情と感動が生まれる素晴らしい大会になることを願っている。各校の代表として、フェアプレーの精神を胸に刻み、競技に臨んでほしい」と激励の言葉を贈った。


各校の代表者が行う学校紹介

 各校の選手らを代表して、水沢工業高の和賀龍希さん(3年)が「今大会が無事開催されることや、いままで支えてくださった先生方や家族をはじめ、たくさんの応援していただいた方々に感謝し、試合では悔いのないよう、諦めず最後まで正々堂々戦い抜く」と誓った。

 式典後にはプログラム図案・モチベーションビデオ表彰式が開かれ、プログラム図案最優秀賞として、不来方高の佐々木初恵さん(2年)が受賞。同校の佐藤美良さん(3年)、佐藤大煌さん(2年)は優秀賞に輝いた。

 モチベーションビデオの最優秀賞は、盛岡二高が受賞。応援団がエールを送る映像が館内で流された。



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