2019年
11月20日(水)

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パラレル盛岡 先駆のシュプール 創立50シーズン目に スキークラブの草分け 交流や技術向上を誓う

2019-11-07

発足50シーズン目を迎え団旗を囲むパラレルモリオカの会員

 盛岡市のスキークラブ、パラレルモリオカ(片方直哉会長、会員16人)がこの冬、創立50シーズン目を迎える。発足以来、会員相互の親睦を深めるとともに、スキー技術、指導技術の向上に努めてきた。節目となる今年も精力的に活動し、スキー文化の継承を誓う。

 同クラブは1970年11月22日、盛岡ハイランドスキー場のスキー学校の卒業生を中心に組織した、県内でも歴史あるスキー団体。設立趣旨には、「基礎スキー技術の研究とクラブの品位格式の向上、会員同士の親睦を深めスポーツマンシップにのっとった活動をする」とある。以来、趣旨にのっとって会員同士で技術向上を図った。高い技術を買われ、八幡平市内のスキー場のパトロールをしたこともあるという。

 全日本スキー連盟の選手、指導者登録にはスキークラブへの所属が必須であり、スキー熱が高まるとともに会員数は増加。昭和50年代には会員数が100人を超えたこともあるという。また、同クラブの会員が中心となって新たに立ち上げたスキークラブも多く、まさに岩手のスキークラブの草分け的存在と言える。

 同クラブの特徴と言えるのが、団旗と団歌「パラレル賛歌」の存在だ。団旗はかつてスキー場に掲げて集合場所の目印とするなど、団の象徴として活用してきた。会の発足直後に完成した「パラレル賛歌」は、会員の高木善男さんが作詞、第3代会長を務めた上田正男さんが作曲。総会など会員が集まるたびに合唱し、団結を深めてきた。

 現在は会員16人で活動。5日は盛岡市内で総会を開き、半世紀の節目となるシーズンの活動計画などを確認した。今シーズンは12月22日にクラブとしての初滑りを行う。記念例会となる八甲田山(青森市)へのスキーツアーは、20年4月に開催する。

 第6代会長の片方さん(55)は「私が若いころと比べスキー人口が減り、用具や技術も変わっているが、クラブの目的は変らず技術向上と親睦。この基本を忘れず、会の活動を継続していきたい」と語った。



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