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水本選手(五輪カヌー)後援会発足 活躍祈り矢巾町民ら 12月中旬から入会受け付け

2019-11-30

東京五輪に出場する水本圭治選手の後援会設立総会

 2020年の東京五輪カヌー男子カヤックフォアに出場する水本圭治選手(31)=チョープロ所属=の後援会が29日、設立された。会長には、矢巾町体育協会の村松正夫会長が就任。同町初の五輪選手となった水本選手を、地元が一体となって全面的に支える。

 設立総会は同日、町公民館で開かれた。競技団体や地元自治会、商工団体の関係者ら約30人が出席し役員や規約、活動内容を決定した。副会長には県カヌー協会の橘誠会長、岩手中央農協の浅沼清一代表理事組合長、町商工会の水本孝会長が名を連ねた。事務局は町体育協会が担当する。

 水本選手は矢巾町太田出身。不動小、矢巾中を経て2004年に不来方高に進み、入学と同時にカヌー競技を開始した。すぐに頭角を現し、06年の全国高総体ではカヤックシングルの200㍍と500㍍、カヤックペアの200㍍と500㍍で4冠を達成。卒業後は大正大に進み、競技を継続した。19年8月にハンガリーで開催されたカヤックフォア500㍍でアジア最上位となる12位に入り、東京五輪出場が決定した。

 村松会長は「オリンピックは世界の祭典。矢巾町で生まれ育った水本選手を、2万7千の町民全員で応援したい。プレッシャーはあるだろうが、レースの行われる8月7日に照準を合わせ、力を発揮してほしい。われわれも、できる限りの支援、応援をしたい」と意気込んだ。

2019年度の活動内容は▽強化合宿、海外遠征の際の支援▽激励会の開催▽横断幕やのぼり旗などの作成、掲示による応援準備、機運醸成▽大会スケジュールの周知▽会員などの確保―の5項目。会費は年2千円。入会は12月中旬から受け付け始める予定。会員数300人、寄付金協力者200人を目標とする。

 五輪が開催される20年度は、30人規模での応援ツアーの開催、パブリックビューイングの実施、五輪後の報告会開催なども企図している。

 後援会はロンドン五輪に向け、10年7月に結成されて以来の再結成となる。当時の会員数は約300人を数えた。水本選手がロンドン五輪の出場権を逃し、活動拠点を長崎県に移したことなどを受け、12年4月に発展的解散。五輪出場の機会ができた際は再度設立することとしていた。

 高校時代の指導者で、後援会の幹事に就いた小野幸一教諭(不来方高校カヌー部顧問)は「水本はずっと国内トップで活躍してきたが、どうしてか五輪だけ縁がなかった。今回、ようやく出場がかなってよかった。本番までけがせず、レベルアップしてほしい。応援してくれる人のためにも出場し、本人も満足するいい結果を出してくれたら」と教え子の活躍を願った。

 問い合わせは町体育協会(電話697―4646)へ。



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