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融雪装置15日運用へ 「こまち号」車両へ自動化 JR田沢湖線大釜駅に新設 さらに安全安定な輸送

2019-12-13

融雪装置が動作し霧に包まれる「こまち号」

 JR東日本盛岡支社(石田亨支社長)は15日から田沢湖線大釜駅で、新設した融雪装置の運用を開始する。これまで人力で行われていた秋田新幹線「こまち号」の除雪が自動化され、安全性や着雪対策の向上、作業効率化が期待される。12日には使用開始前試験の様子が報道陣に公開された。

 装置は車両の台車部分に温水を噴射し、付着した雪を溶かすもの。同駅上りホームの北側に新設した上り1番線に、24個のノズルが付いた噴射ユニットを56組(1両8組)設置。7両編成の「こまち号」に対応する。

 カメラとセンサーで使用を判断し、14台のポンプから約60度の温水を各ユニットへ送る仕組み。計1344個のノズルから3分間、約5万㍑が噴射される。噴射した水、溶けた雪は線路下の溝に流れて回収され、再利用される。


台車部分に温水を噴射する噴射ユニット


 同支社では2009年から冬季間、盛岡駅構内で秋田方面からの上り「こまち号」の除雪を人力で行っていた。装置導入の決定後、18年5月下旬から工事を開始。19年10月31日までに装置の設置、線路の切り替え工事が完了し、11月1日から試験を開始している。

 同支社の白石仁史運輸部長(52)は「人手に頼っていた作業を自動化するめどが立った。安全安定輸送に大きく寄与できる」と期待した。7日の試験では降雪があり、台車に付着した雪の除雪を確認できたという。



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