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35周年で訪問団など 記念事業実行委設立 盛岡・ビクトリア姉妹都市

2019-12-19

来年の盛岡市、ビクトリア市の姉妹都市提携35周年を前に設立した実行委

 盛岡市とカナダのビクトリア市は1985年の姉妹都市提携から2020年で35周年を迎える。両市の姉妹都市提携35周年を記念し、民間が主体となって記念事業を展開するため、国際交流や商工などの関係者で組織する実行委員会(委員長・鎌田英樹県日本・カナダ協会長)が18日、設立された。設立会議は盛岡市内で開かれ、記念事業の概要などを協議した。

 両市は、世界平和のため太平洋の橋とならんと念願した新渡戸稲造博士の生誕の地と終焉の地の縁で1985年5月23日に姉妹都市を提携。中学生ビクトリア市研修団の派遣や市民などによる長年の交流が続いてきた。

 35周年を迎える20年には、同実行委の主催事業として▽市民訪問団の派遣▽姉妹都市提携交流事業の公募▽アイスホッケー交流▽ビクトリア市社会人研修▽盛岡フラッグアート展への作品出展―5事業を実施予定。加えて、実行委の委員から20年1月末をめどに事業提案を募る。

 市民訪問団は、5月18日のビクトリアデーパレードに併せて、同16日から21日まで約60人がビクトリア市を訪れる。訪問ではビクトリアやバンクーバーの市内観光、パレードへの参加などを予定。盛岡市長、盛岡市議会議長による表敬訪問も同16日から22日の日程で予定される。

 姉妹都市提携交流事業の公募は、民間レベルの両市の新たな交流機会の創出や既存の交流の一層の推進に資することを目的に、同実行委が対象経費の2分1以内、30万円を上限に補助金交付する。20年2月17日から3月13日まで事業を募集。補助金額は全体で90万円を見込む。

 アイスホッケー交流は、ビクトリア市から1チーム、盛岡市から2チーム、30周年時にも参加した東京都のチーム「東京バンスター」を招いて、9月16日と18日に、みちのくコカ・コーラボトリングリンクで親善試合を実施する。

 ビクトリア市社会人研修は、20年10月下旬から11月上旬の8日間、盛岡市内の職場に就職している人をビクトリア市に派遣。現地での職業体験やホームステイ体験を通し、豊かな国際感覚の醸成や将来に向けた新たな交流機会の創出を図る。旅費などの一部を実行委が負担する。

 盛岡フラッグアート展への作品出展は、ホットライン肴町アーケードで開催される同展に実行委として作品を応募する。市内の小学生への製作依頼やビクトリア市からの出展なども検討していく。

 鎌田委員長は「新渡戸稲造博士のご縁でカナダ・ビクトリア市の皆さんと交流などの友情を深め、いよいよ35周年を迎える。これからより深く、より広く、そして若い人たちにもつないでいけるように精いっぱい努めていきたい」と話した。



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