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都合に合わせ受け取り 宅配便ロッカープドー 県内鉄道で初めて IGR青山駅に設置

2019-12-21

IGR青山駅に設置された宅配ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」

 好きな時間に宅配便の荷物が受け取れるロッカー「PUDO(プドー)ステーション」が20日、盛岡市青山のIGRいわて銀河鉄道青山駅北口に設置された。ヤマト運輸などが出資するパックシティジャパン(東京都)が運営するロッカーで、運送業者が再配達の荷物をロッカーに届け、利用者が出向いて受け取る仕組み。県内の鉄道では初めて設置された。宅配業者の再配達にかかる負担が軽減され、利用者の荷物を待つ拘束時間がなくなる効果を見込む。一部配送も受け付ける。

 ロッカーは「オープン型宅配便ロッカー」と称され、大中小の30個の荷物が入り、ヤマト運輸の荷物を24時間受け取れる。

 受け取り方法は、事前にヤマト運輸のメンバーズカードに登録しておき、自宅が留守で不在票が入っている場合に、再配達先にプドーを選べる。通知されたパスワードなどを入力し、タッチパネルに指でサインすればロッカーの扉が開き、荷物を受け取れる。ゾゾタウンやニッセンなど特定の通販会社であれば、家に荷物が届く前にプドーを受け取り先に選択できる。荷物は3日間保管される。

 配送は、フリマアプリやネットオークションなど特定のサイトの出品物だけ受け付ける。荷物の大きさを選択して事前に通知される受付番号とパスワードを入力するか、QRコードを読み込ませれば扉が開く。

 プドーは2016年5月から導入され、全国に約5千台設置されている。東北の鉄道では宮城県に続き2番目の導入で、県内の設置はヤマト運輸5事業所に続く6カ所目。近年のネット購入の増加から留守による再配達が増えていることから、プドーは再配達による運送業者の労力やコストを下げ、ドライバー不足に貢献すると期待されている。

 IGRの浅沼康揮社長(61)は「鉄道利用者の利便性向上につながると期待している」と話していた。

 青山駅の乗降数は1日平均3449人(2018年度)で、IGR沿線では盛岡駅に次いで利用者が多い。



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