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留学生の拡大に対応 岩大国際交流会館 増改築で36から87部屋に

2019-12-24

既存の改修棟(右)と増築棟。渡り廊下でつながる(写真を一部加工しています)

 岩手大(岩渕明学長)の留学生宿舎・国際交流会館が増改築された。従来の36部屋から、4人1部屋のユニット室48部屋と個室30部屋、研究者用個室9部屋の合わせて87部屋になり、増加する留学生の受け入れ体制が強化された。既に入居も始まっている。増改築は全国的に普及する民間資金により行われ、2049年9月まで事業者が維持管理・運営と入居者サービス提供を担う。設計・施工を含む事業費は約10億3千万円。

 23日、盛岡市上田3丁目の構内にある現地で竣工式があった。岩渕学長、同館長の藪敏裕国際連携担当副学長、事業者の代表、入居者代表でロシアのボンダレンコワ・エリザベータさん(21)がテープカット。居室が出席者に公開された。


竣工式で行われたテープカット


 岩渕学長は「留学生を300人に増やす、その時のための施設が完成した。本学生と留学生がコミュニケーションを図ることでグローバル化が進められる。この場所の利用価値が広がるし、大学としても積極的に活用していきたい」とあいさつした。

 エリザベータさんは9月末に初来日した、人文社会科学部特別聴講学生。日本語や日本文化を学ぶため、来年2月まで留学中。居室について「きれいで、とても気に入っています」と話していた。

 改修棟は鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ面積1013平方㍍。1994(平成6)年に整備された会館で研究者用と留学生の個室、1階にラウンジ、2階に集会室が設けられた。増築棟は改修棟の北西側に新設された鉄骨造り2階建て、延べ面積1060平方㍍。留学生向けユニット室が配置された。

 増築棟は9月、改修棟は今月から入居開始。増築棟へは改修棟の入り口から渡り廊下を使って出入りし、セキュリティー対策を強化。事業費のうち5億9千万円が施工、各居室の設備費用等。事業者へは家賃収入で整備費や維持管理・運営業務費が支払われる。

 同大の留学生は11月1日現在で240人が在籍する。留学生らは同会館以外に、学生寮はじめ、民間借り上げまたは私費により民間の共同住宅などで生活している。増・改修棟の完成により、受け入れ拡大が図られた。



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