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債務超過解消を発表 B3の岩手ビッグブルズ 株主が増資 ブースター「うれしい」

2019-12-29

会見で債務超過の解消を報告する水野社長

 男子バスケットボール3部(B3)の岩手ビッグブルズは28日、盛岡市本宮の盛岡タカヤアリーナで会見し、26日付で債務超過を解消したことを発表した。水野哲志社長は「クラブ存続の危機にもあった近年だが、債務超過の解消によりようやくスタートラインに立てた。社員の努力、多くの方の支援でここまでこられた」と感謝を述べた。

 チームは2019年6月時点で約7200万円の債務超過状態にあった。Bリーグ2部(B2)昇格に必要なB2ライセンスの取得条件の一つに「決算時点で債務超過でないこと」という項目があり、財務健全化が急がれていた。

 解消の大きな要因は、株主の協力による増資。増資額は6630万円で、増資後の資本金は1億9980万円となる。この他にもクラウドファンディングの実施や経費、予算の見直しを行うなどさまざまな取り組みを進め、債務超過の解消に至ったという。

 今後については「B3優勝とB2復帰、5年後のB1昇格へ、地に足をつけながら、地域の方々に愛されるクラブになるよう努力を続ける」と語った。球団経営については「経費の見直しを進めるとともに、売り上げを上げるためにフロントスタッフの増員、会場の満足度向上をはじめとした集客者増などに取り組む」と指針を掲げた。

 債務超過の解消により、2020―21シーズンのB2ライセンスが取得できるめどがたった。同シーズンのライセンス審査結果は20年3月以降順次発表される。19―20シーズン終了時点で▽B3全体で3位以内▽B3に所属するB2ライセンス所有クラブの最上位―の条件の両方を満たし、B2の最下位クラブとの入れ替え戦に勝った場合、B2への昇格がかなう。水野社長は「優勝することが一番の近道で、そこを目指す」と決意を語った。

 ブースターには28日の試合開始前、水野社長が発表した。花巻市の高橋和男さん(42)は「心配していたが、解消されてうれしい。連勝は続いているので、このまま流れに乗って昇格してくれれば」と語った。



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