2020年
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盛岡にハード系食事パン スリーブレッド 金、土のみ一般に販売 高橋さんこだわり製法

2020-01-04

こだわりのカンパーニュやバケットを仕込む高橋さん

 盛岡市本町通2丁目に、週末だけオープンするパン屋さん「Three bread(スリーブレッド)」が10日に開店する。「3食食べても飽きない」「お酒に合う」と評判が高いフランス産小麦ブレンドのハード系食事パンを、普段は飲食店向けに、金、土曜だけ一般向けに販売。「もっちりとしていて噛むほどに甘みが増し、小麦の香りが余韻に残る、これまで盛岡になかったハードパン。ぜひ食べてほしい」と店主の高橋瑞穂さん(37)は笑顔で客を迎える。4日のプレオープンは正午から。

 パンは、砂糖や油脂を加えて柔らかく仕上げる「ソフト系」と、粉、塩、酵母の基礎材料で作る「ハード系」に分類される。ハード系のパンは、水分が少なく硬いというイメージが強いが、同店のパンは外皮がパリッと、中はしっとりとみずみずしい。

 その理由は、特別に取り寄せたフランス産小麦を中心に、2~4種類の小麦を独自ブレンドしているため。数年かけて吟味した小麦の調合や成形技術から、香りが高く、食べ応えある食感を生み出し「見た目はシンプルだけど味はしっかり。毎日飽きずに食べられるパン」ができる。

 看板メニューは店名通りの3種類。田舎風パンを意味した「カンパーニュ」(ホール税込み500円)や、トーストして食べると一層香りが引き立つ「バケット」(1本230円)、「ハードトースト(食パン)」(1斤330円)で、全部で12種類ほど用意する。ご飯代わりに食卓に並べても、お酒を飲む時のオードブルにしても相性が良いという。


10日に本格オープンする「スリーブレッド」

 高橋さんは、30歳の時に独学でパン作りを始め、「もっと上達したい」と、プロの料理家も通う東京都世田谷区のパン店「コンヴィヴィアリテ」の教室で1カ月間修業。プロの製法を学んだ。市内のパン店で製造技術を磨いた後、自前の工房や店舗を持たない、イベント限定の店をスタート。定期出店していた同市のホットライン肴町アーケードで毎回完売するようになり、女性を中心に固定客ができたことから、自前の工房を立ち上げた。

 「より大勢に自分のパンを食べてもらいたい」。この思いから、さまざまな人が訪れる飲食店への販売をメーンとし、飲食店街に近い本町通に工房を構えた。配達用自転車も準備万端で、イタリアンやバーなどの洋食店などを中心に、居酒屋やコーヒー店などに取り扱いを勧めている。20年中に10店舗と契約するのが目標。一般向け販売は金、土曜だけ。広さ16平方㍍ほどのこぢんまりした工房の一画での直接販売となる。

 「一人で作業するのにちょうど良い広さ。おいしさを追求したパンを一つ一つ丁寧に作り上げたい」と高橋さんは思いを語った。
 通常営業は午前11時から。売り切れ次第終了。販売するパンは、ホームページ(https://peraichi.com/landing_pages/view/threebread)やインスタグラム、ツイッターなどで知らせ、取り置きも受け付ける。日曜は休業。



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