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県内各地で成人式 人生の節目 令和の最初に 盛岡市のつどいには2096人

2020-01-13

晴れ着姿で友人らと記念撮影する盛岡市の新成人

 県内の多くの市町村で12日、冬の成人式が開かれた。盛岡広域では、盛岡市、滝沢市、雫石町、紫波町、矢巾町、岩手町で実施。県教委によると、6市町で新成人となったのは4221人。同日は、最高気温は盛岡で1・8度(午後2時31分)と例年並みだったものの、降雪や降雨はなく、穏やかな一日となった。令和となって初の成人式に出席した新成人は、成人としての自覚や決意を新たにしていた。(6面に関連記事)

 県内では夏に成人式を実施した9市町村を除く24市町村が冬に成人式を実施。このうち、5日開催した普代村、11日に開催した花巻市を除く22市町村が12日に開催した。県全体の新成人の数は1万2143人(男6264人、女5879人)で、2018年度より230人減となった。

 盛岡市の成人のつどい(市、市教委、市成人のつどい実行委員会主催)は、同市本宮の盛岡タカヤアリーナ(盛岡市総合アリーナ)で開かれ、対象者2618人(前年度比136人減)中2096人が参加した。

 会場には式典開始の午後2時前から色鮮やかな振り袖姿や羽織はかま、スーツに身を包んだ新成人が次々と来場。久しぶりに再会した友人と記念撮影をしたり、昔話に花を咲かせるなど、旧交を温めていた。

 式では、新成人を代表して下屋敷侑楓さん(19)、志和孝洋さん(20)が決意を述べた。下屋敷さんは「人生という限られた時間でどう生きるか、人としてどうあるべきか考え行動し、社会に貢献できるようになることが求められる。それを具現化するためには、自分のやるべきことを明確にし、誠実に向き合うことが必要。何かを成し遂げる時、自分を理解し、支えてくれる人がいることは忘れてはならない。自分の思い描く未来に近付くよう、感謝の気持ちと謙虚な心を忘れず、名実ともに成人と認められるよう歩む」と誓った。

 志和さんは「成人になるということは、ただ自由になるのではなく自分の決断や行動に責任が生じる。それを踏まえ、自分の目標、夢に向かって挑戦する。失敗を恐れることなく、なりたい自分になるために努力し続けることが必要。これからもさまざまな分岐点が現れる。自分の選択を信じ、その先に起こる出来事や課題を受け入れ、立派な大人として社会の力になっていく」と話した。

 谷藤裕明市長は「二十歳という人生の大きな節目を迎え、新たな権利を有し、義務を負うことになり、より一層自立した責任のある行動が求められることになる。自分自身の義務と責任を自覚し、行動や発言ができる素晴らしい大人になってほしい。皆さんには、先人の歩んできた道に学び、盛岡の風土で培った多くのことを礎とし、地域社会のみならず国際社会にわたって信頼を得て活躍されるよう期待する」と激励した。

 実行委による企画で、式典に続き行われたアトラクションでは、「て」と「手」をテーマに、会場全体で音楽に合わせて踊りの振り付けを実施するなど、和やかな雰囲気となった。新成人の中学時代の卒業アルバムをスライドショーで流したほか、東北楽天ゴールデンイーグルスの堀内謙伍選手、森原康平選手、谷藤市長のメッセージなども上映した。



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