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水路でドジョウ捕り 盛岡市・上乙部 子どもらに小正月行事

2020-01-27

泥の中からドジョウを探す上乙部地区の児童

 盛岡市乙部17地割の上乙部自治公民館(藤原幸政館長)で26日、地域住民による小正月行事が行われた。子どもたちに伝統行事を体験してもらおうと、毎年この時期に行っている。餅つきやミズキ団子作り、ドジョウ汁に使うためのドジョウ捕りなどを通じ、交流を深めた。

 地域の児童や保護者ら約20人によるドジョウ捕りは、同日朝に地域内で行われた。大人たちが農業用水路の表面に張った氷を割り、中からスコップで泥をかき出した。子どもたちは割りばしなどを巧みに使い、泥の中で動くドジョウをつかみ上げた。

 ドジョウ捕りは1時間ほどで終了。子どもたちの持つバケツは、苦労して捕まえたドジョウでいっぱいに。捕まえたドジョウは公民館で洗われ、調理された。

 藤原彩友香さん(都南東小3年)は「ドジョウは泥の中でうねうねと動いていた。捕るのは大変だったけど、みんなでやったら楽しかった」と笑顔を見せた。

 大櫻倭士(やまと)君(同4年)も「いっぱいドジョウが捕れて良かった。大きいもので7㌢くらいはあったと思う。昔の人の暮らしを学ぶことができて良かった。またやりたい」と感想を語った。

 藤原館長は「子どもたちに季節の行事を体験してほしいと思い、続けている。世代間交流にもなるので、これからも継続していきたい」と話し、はしゃぐ子どもたちを見守った。

 冬季に入ると、ドジョウは泥の中で半休眠状態となることから捕獲が容易になる。また、調理の際に泥抜きなどの手間がかからない。このため、ドジョウ汁は昔から冬季によく食べられる郷土食になったという。



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