2020年
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世界から盛岡ファンを 次期観光推進計画3月に 市が策定

2020-02-03

 盛岡市は観光を取り巻く環境の変化に的確に対応し、観光分野の中長期的課題を踏まえて観光施策を総合的、効果的に推進するため、2019年度が最終年度の市観光推進計画の次期計画を策定する。計画期間は20年度から24年度の5カ年。20年1月に市民へのパブリックコメントを終え、同2月の観光審議会で答申を受けて、同3月に策定する。

 次期計画の目指す姿は「世界から盛岡ファンを引き寄せる 東北の観光交流都市」。基本目標は▽「歩いて楽しむまち盛岡」の魅力向上による盛岡ファンの拡大▽デジタルプロモーションなどの情報発信による認知度の向上▽メガスポーツイベントや東北デスティネーションキャンペーン(DC)を活用した誘客の推進―の三つ。歩いて楽しむまちとして市民自身に盛岡ファンになってもらうとともに、インバウンドに対応した施策に力を入れる。

 目指す姿と基本目標の実現に向けて、観光まちづくりの柱となる基本施策の中でも、これまでの市の取り組み成果を踏まえ、波及効果が期待される「まちなか観光の推進」「MICE(マイス)誘致の推進」「インバウンド誘致のためのコンテンツ開発とプロモーション」の3項目を重点化施策に掲げる。

 まちなか観光の推進では、新規事業として盛岡バスセンターを拠点としたまちなか観光の推進に取り組む。仮称新盛岡バスセンターを交通結節点としてだけでなく、地域の魅力もつなぐ拠点として整備し、国内観光客はもちろん、今後のインバウンド需要の増加にも対応した観光拠点として河南地区の魅力推進を図る。

 インバウンド誘致のためのコンテンツ開発とプロモーションでは、新規事業としてデジタルプロモーション体制の整備、SNS・口コミサイト等を活用した情報発信、在留外国人等の人材を活用したコンテンツ充実事業に取り組む。

 デジタルプロモーション体制の整備として、スマートフォンをはじめとする通信情報手段の発達により、SNSやホームページなどによる情報収集・情報発信の拡大に対応したデジタル広告など効果的なプロモーションを実施。SNS・口コミサイト等を活用した情報発信では、各国で閲覧数が多い旅行口コミサイトに盛岡の観光情報が掲載されるよう働き掛ける。在留外国人等の人材を活用したコンテンツ充実事業では、在留外国人の視点から盛岡の新たな魅力となり得るコンテンツを発掘し情報発信するほか、受け入れ環境の整備を図る。

 重点化施策以外の新規の取り組みでは、多様な地域資源やコンテンツを保有する強みを再認識して磨き上げる地域資源・コンテンツの調査・再評価事業、交通系ICカードなどの活用や情報の伝え方の改善充実を目指す地域公共交通サービス向上支援事業、オリンピックチームの事前合宿受け入れを契機にホストタウン相手国との継続した交流を促進する事業などがある。



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