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岩手医大移転 救急と手術は5日間停止 県内外医療機関で補完 新病院は9月24日から

2019-08-08

 岩手医大(小川彰理事長)は7日、附属病院が現在の盛岡市内丸から矢巾町に移転する9月21日前後の診療体制を発表した。救急の受け入れと緊急手術は19日から23日まで停止。停止期間中の患者の受け入れなどは、県内外の医療機関で対応する。

 同大附属病院では、9月14日から予定手術、18日から予定入院の受け入れを停止する。19日午前0時からは、ドクターヘリを含めた全ての救急の受け入れを停止し、同8時半からは緊急手術も行わない。移転前日の20日は休診とする。

  移転後の新附属病院は9月24日から、外来、予定入院を受け入れる。同日午前8時半からは救急、緊急手術にも応じる。盛岡市内丸で移転後に運営される内丸メディカルセンターも同日から外来診療を再開するほか、午後5時からは一次救急にも対応する。

  21日は患者約400~500人の移動を想定。移転に向け、7月28日に予行演習を実施済み。8月31日にも再度リハーサルを行うこととしている。

  附属病院の小笠原邦昭院長は「引越しに伴って患者さんの症状が悪化することは許されない」と決意。やけどや胸部心臓手術など、一部の診療科、疾患については、全体のスケジュールより前倒して患者の治療、手術を制限する方針も説明した。

  移転に伴い、県内の医療機関、医師会、行政機関と連携。盛岡市内では11の病院が二次救急医療機関として入院を受け入れる。特に県立中央病院と盛岡赤十字病院は、重症患者を優先し受け入れる。県内の医療機関で対応が困難な場合は、東北大学病院、宮城県立こども病院、同県立がんセンター、秋田大医学部附属病院、弘前大医学部附属病院、八戸市立市民病院が患者を受け入れる。

  発表には盛岡市医師会の和田利彦会長も同席。「医大附属病院の移転期間中に一部の病院に患者が集中すると、十分な診療機能の維持が困難になる」として、症状が軽いと思われる場合は休日当番医や夜間急患診療所の利用を呼び掛けた。



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