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住み続けたいまちへ 盛岡市議会3月定例会 谷藤市長が施政方針演説

2020-02-22

20年度の施政方針演説を行う谷藤裕明市長

 盛岡市議会3月定例会は21日招集され、谷藤裕明市長が2020年度の施政方針演説を行った。五輪やビクトリア市との姉妹都市提携35周年など、国内外へ盛岡の魅力を発信する機会と捉え「交流人口の一層の増加と共に、地域経済のさらなる活性化を図る」とした。人口減少と地域間競争が激しさを増す中「若い世代や子育て世代が住み続けたいまち、将来にわたり持続可能なまちを創造していくため、第2期盛岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、盛岡の魅力を生かし、地方創生に向けた施策の積極的な展開に引き続き全力を尽くす」と意気込みを語った。

 総合計画の戦略プロジェクトでは、新規の「未来のもりおかをつくる若者・しごと応援プロジェクト」で、新規就農支援事業や林業労働対策事業の推進により意欲ある担い手の育成・確保を図るほか、新産業等用地への企業誘致や産学官連携による医療・福祉機器製造業の集積を図る。

 3年目の「みんなが支える子ども・子育てプロジェクト」で、おおむね年収550万円未満の世帯を対象に保育所や幼稚園などの3歳児から5歳児の副食費の助成、第2子以降の0歳児から2歳児の保育料の無償化や低所得世帯の放課後児童クラブ利用料の軽減を実施。子どもの医療費の現物給付制度の対象を中学生まで拡大するとともに、障害のある子どもに特化した相談窓口を設置する。

 3年目の「2020あつまる・つながるまちプロジェクト」で、ホストタウンとしてカナダの水球や7人制ラグビー、マリの柔道の事前キャンプを受け入れるほか、いわて盛岡シティマラソンの継続開催、スポーツクライミングコンバインドジャパンカップの開催などを通じた交流人口の増加を図る。盛岡国際俳句大会の開催、パークPFIで整備した木伏緑地との連携による北上川舟運の実現などに取り組む。

 総合計画の施策では、人がいきいきと暮らすまちづくりで、盛岡広域5市町で成年後見センターを設置するとともに、介護事業所職員の奨学金返還に対する支援を実施する。盛岡の魅力があふれるまちづくりで、県と共同整備する新野球場の設計・施工を進めるほか、紺屋町番屋の保全活用に向けた改修や盛岡町家などの歴史的建造物の保全と修景を図る。人を育み未来につながるまちづくりで、事業系ごみの搬入規制の実施や食品ロス削減、廃棄物処理の広域化などに取り組む。

 人が集い活力を生むまちづくりで、玉山地域の道の駅について運営候補者と一体となった基本設計を行い、特産品開発や事業用地の追加取得など特色ある施設の実現に向け取り組むほか、岩手飯岡駅東西自由通路の整備などを実施。新盛岡バスセンターのターミナル機能維持や河南地区のにぎわい創出のため詳細設計や工事に着手し、21年度内の開業を目指すほか、JR田沢湖線新駅整備、明治橋大沢川原線、愛宕町三ツ割線の街路整備を進める。

 教育行政では、市内の全小中学校で全員が同じ給食が提供される方式の早期実現を目指し、教育委員会と連携しながら対応していく。

 同日は、20年度一般会計予算、市職員定数条例の一部改正など44議案について提案理由を説明した。谷藤市長が施政方針演説、千葉仁一教育長が教育行政推進に関するあいさつを実施。会期は3月26日までの35日間で、一般質問(代表質問、一括質問、一問一答)は休会を挟み、2月28日から3月5日まで行われる。



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