2019年
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ふるさとツアーで交流促進 盛岡市と文京区 啄木の渋民など小学生15人

2019-08-10

歓迎セレモニーで参加した文京区の小学生と記念撮影する地元住民ら

 石川啄木を縁に盛岡市と友好都市提携している東京都文京区の小学生が11日まで2泊3日の啄木ふるさとツアーで同市を訪れている。参加しているのは、文京区内の7校の小学校4年生15人。農村体験や地元小学生との触れ合いを通じて、両市区の市民レベルの交流促進につなげる。9日はIGRいわて銀河鉄道の渋民駅前で歓迎セレモニーが行われ、地元住民らが児童を出迎えた。

  今回のツアーは、今年2月20日に締結した友好都市提携の記念事業の一つ。児童は石川啄木記念館の見学、外山森林公園で渋民小、好摩小の児童とバーベキューやクラフト体験を実施する他、姫神山登山、地元農家でのキュウリの収穫体験、盛岡市内でのわんこそば体験などを行う予定。

  歓迎セレモニーでは、地域住民が「文京区の小学生の皆さんようこそ盛岡へ」と書かれた横断幕を掲げて児童を歓迎。ようこそ啄木の里渋民へとデザインされたバッジと啄木の詩が書かれたうちわを児童にプレゼントした。

  参加児童を代表して東京学芸大附属竹早小の中嶋大惺君(9)が「石川啄木の古里、盛岡に来ることができてとてもうれしく思う。姫神山に登ったり、盛岡の自然を楽しみながら石川啄木についてもしっかり学びたい。特に楽しみにしているのは盛岡の小学生とバーベキューや交流をして友達になること。わんこそばも楽しみ。盛岡のおいしいものを食べたり、見学したり、新しい友達と話したりして思い出をたくさんつくりたい」と話した。

  熊谷俊彦政策統括特別参与は「ツアー2日目には、啄木が皆さんと同じ少年時代に仰いで親しんだ山の一つ姫神山の登山も予定している。山頂からは啄木が詩に詠んだ景色や古里への思いを感じることができると思う。文京区と盛岡市は距離で500㌔以上離れ、初めて盛岡に来た人も多いと思う。この機会に盛岡をたくさん見て、体験し、味わい、知り合い、楽しんでほしい」と谷藤裕明市長のあいさつを代読し、歓迎した。

  渋民地区自治会連絡協議会の佐々木由勝会長は「次代を担う子どもたちなので、啄木が育ったこの景色を感じ、こういう環境があの詩につながったことを理解してほしい。末永く市民レベルの交流を進めていくには、子どもたちの交流が一番のポイントになると期待している」と継続した交流になることを期待した。



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