2020年
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今回の予定地決定見送り 県央ごみ処理広域化推進協 盛岡IC付近、住民説明継続へ

2020-02-28

 県央ブロックごみ処理・し尿処理広域化推進協議会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は27日、盛岡広域8市町のごみを1カ所で集約処理する、県央ブロックごみ処理施設の整備場所について、最も有力な候補地である盛岡インターチェンジ(IC)付近の予定地としての決定を今回は見送り、地域への説明を継続していくこととした。予定地の決定時期は未定で、理解がさらに深まってから総合的に判断する。2029年度からの施設供用開始時期は現時点で変更しない。

 施設整備をめぐっては、17年5月に都南工業団地付近、盛岡南IC付近、盛岡IC付近、盛岡市クリーンセンター敷地の4カ所を候補地とし、整備予定地を選定してきた。当初は17年度内の選定予定だったが、住民説明や整備に伴う地域振興策の検討などに時間を要し、時期を延期。18年8月からは、都南工業団地付近、盛岡IC付近の2カ所で優先的に協議を進めてきた。19年3月には盛岡IC付近を最も有力な候補地とし、地域へ説明してきた。

 同日の協議会では、19年度に開催してきた住民説明会や施設見学会の参加者から出された意見が示され、整備予定地の選定の取り扱いを協議した。委任状出席した首長を含め、広域8市町からは、さまざまな意見が出た。

 「合意を得て課題を解決するためには、まだまだ多くの住民の声に耳を傾けるプロセスが必要」「丁寧に説明して、地元の理解をいただくことにしっかり取り組むべき」「反対意見がある地域住民に対して、もう少し情報提供を行うべき」など、さらに丁寧な住民説明の必要性を求める意見が多かった。

 一方、「住民などの理解を得ながら、新たなごみ処理施設整備予定地の選定についてそろそろ結論を出す時期が近付いている」「現有施設も老朽化しており、早く整備は検討してもらいたい」と、地域や自治体によっては現施設の老朽化が課題となる中、予定地選定を急ぐよう求める意見もあった。

 協議会後の取材に、谷藤会長は「住民に理解をしっかりと深めていただくためには、丁寧な説明や見学会などいろいろな手を尽くしつつ、努力を積み重ねていってほしいということが協議会の考え。場所としては、盛岡IC付近が比較してきた中では一番にいいということでは一致している」とした。



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