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達増知事が県民へメッセージ 新型コロナ 感染防止と冷静対応を

2020-03-07

達増知事が県民向けにメッセージを発した本部員会議

 県の新型コロナウイルス感染症対策本部員会議は6日、開かれた。この中で本部長の達増知事は世界各地で感染拡大後初めて県民向けにメッセージを発表した。お願いとして▽自らと周囲の人たちを感染から守るため、手洗い、せきエチケットなど通常の感染防止策を正しい方法で徹底▽風邪の症状がある場合には無理をせず会社、学校などを休み、外出を控え、発熱や呼吸器症状が続く場合など心配なら帰国者・接触者相談センターに電話で相談-するよう呼び掛けた。

 この中で「ダイヤモンドプリンセス号に乗船していた方が本県に戻っている情報は国から得ていないが、県外で感染し、本県に戻った方がいた場合には、県内で検査を受け、適切な治療を受けられる体制は整っている。一人ずつ感染者が確認された場合に対するには十分な体制」と強調。

 一方、東京の屋形船の事例から「一度に大勢の人に感染する、いわゆるクラスター(小集団)が発生した場合、初動には対応できるが、感染拡大の状況によっては国に支援を求める形になる」と説明。

 国の専門家会議の最新の知見を踏まえ、「感染した人の8割は他人に感染させていないということだが、一人から多くに感染させる事例も確認されおり、集団感染の発生を防ぐことが重要」とした。

 また、トイレットペーパーなどの品不足については「ほぼ全て国産でまかなわれているとのことであり、国内で不足する不安は全くないので、普通の消費行動を」、マスクの不足については「国が業界団体に大幅な増産を要請するとともに、医療現場など優先度の高いところから供給することになっているので協力を」と呼び掛け。

 保健福祉部によると、県内の感染疑い例によるPCR検査は6日午前6時現在で1件増えて16件で、いずれも陰性。今後、環境保健研究センターの検査機器を月内に1台増設し、需要拡大に対応する。現行では1日に可能な検査数は最大20件となっている。

 また、商工労働観光部によると、今月から始まった2021年4月就職予定の就職活動については企業説明会などの中止が相次ぐ。学生らへの影響が懸念される中、いわてで働こう推進協議会(会長・達増知事)はウエブ会議システムを活用した非接触の合同説明会を17日から26日まで4回開催する予定。

 学生はカメラやマイク機能があるパソコンやスマートフォン(無料アプリをダウンロード)で参加。質疑応答も可能だ。事前申し込みが必要となる。



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