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夢のデザイン北いわての技で 22日まで川徳 優秀賞制作品(第7回学生ファッションデザイン)展示

2020-03-19

 第7回学生ファッションデザイン優秀賞制作品とデザイン画を紹介する森奥信孝北いわてアパレル産業振興会代表理事

 本県の学生・生徒と県北の縫製業の企業が〝一点物〟を作り上げた「第7回学生ファッションデザイン優秀賞制作品展」が22日まで、盛岡市菜園1丁目のカワトク7階特設会場で開かれている。北いわてアパレル産業振興会(代表理事・森奥信孝岩手モリヤ社長、16社)が主催した「第7回北いわて学生デザインファッションショー」で披露された優秀賞10点を展示。学生たちの夢のデザインが高い技術力で形になった。

 デザイン画は、久慈市や二戸市など県北地域に集積している縫製業の魅力や高い技術力のPR、次代を担う人材育成を目的に同振興会が募集。今年は32校から628点の応募があった。優秀賞作品10点のデザイン画を基に10社が実際に服を制作し、二戸市で2月23日に開かれたファッションショーで披露された。

 最優秀賞の「マントスーツ」(花北青雲高3年・宮川歩実さん、制作・二戸サントップ)をはじめ、各企業がデザイン画から型紙をおこし、生地を選んで制作。森奥代表理事(66)は「応募数の増加とともに年々レベルアップしている。若い人たちのデザイン画のイメージを大切に、一から作り上げることは技術者の勉強にもなる」と意欲をのぞかせる。

 二戸市長賞を受賞した「レトロ娘」(専門学校盛岡カレッジオブビジネス2年・伊藤舞さん、制作・三和ドレス)は、スカート部分に透け感のある布を重ねたワンピースとパフスリーブの組み合わせが優しげで、たっぷりとひだを取ったすそが印象的。

 審査員特別賞の「うさぎとティーパーティー」(紫波総合高3年・佐々木藍さん、制作・プランタンいずみ)は、フリル使いのブラウスにティーカップのアップリケを施したハイウエストのスカートに、物語性を感じさせる1着だ。

 森奥代表理事は「縫製工場のレベルが高いということは、高い技術を持った技術者がいるということ。若い人たちにも地元の縫製業に関心を持ってもらえれば」と期待している。

 盛岡地域からは、阿部湖心さん(県立大盛岡短大部1年)の「grace&charming」(制作・東京ドレス研究所)も展示されている。
 午前11時から午後6時(最終日同4時)まで。



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