2020年
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はなむけのパトロールで送る 境田町の防犯隊 踏切で厨川小卒業生へ

2020-03-20

境田町防犯パトロール隊の隊員の祝福を受け、記念撮影をする厨川小卒業生たち

 盛岡市の境田町防犯パトロール隊(村田巌隊長、隊員55人)は19日、地元の厨川小の卒業式が縮小開催となったことを受け、式を終えて帰宅する卒業生らに通学路で最後の声掛けを行った。

 同隊は地域住民で組織し、2006年から児童の登下校の見守り活動を続けている。毎日10人ほどの隊員が通学路の各地に立って活動。今回は新型コロナウイルス対策のため卒業式の来賓を減らすなどの措置が取られたことから、6年間見守ってきた同町、新田町、城西町の子どもたちに声掛けをしようと隊員が集結。村田隊長(82)は「在校生の見送りもなく寂しい感じで、こんなことは今までなかった。せめて地域の大人で声を掛けたいと思った」と話す。

 隊員15人ほどが盛岡市北夕顔瀬町地内の境田川原踏切の周辺で、卒業生へのメッセージボードを掲げた。学校を後にした卒業生やその家族を拍手で迎え、「おめでとう」「中学校でも頑張って」と声を掛けていた。

 卒業生の向井田諒治君(12)は「卒業生みんなに対してお祝いをしてもらえるのはうれしい。昔はやんちゃもしたけれど、いい思い出が作れて良かった」と笑顔。髙橋翔和君(12)は祝福を受け、「中学校に行ってもいろいろなことを頑張りたい」と意気込んだ。

 隊員の栗栖保之助さん(83)は「軽口は聞くが子どもはかわいい。地域の支えを忘れず、これからも目標を持って一生懸命頑張ってほしい」と語る。隊員の女性(81)は「入学当初は恥ずかしがっていた子が、3年くらいから『ただいま』と言ってくれるなど成長も見えた。中学校に行っても頑張ってほしい」と目を細めた。



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