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感染防止 国境越えた友好協力 中国慈渓市 滝沢市へマスク3万枚 ミクニ(自動車関連部品製造)が仲介し寄贈

2020-03-25

 寄贈目録や感謝状を手に記念撮影するミクニの生田社長(左から2人目)、主浜市長ら

 新型コロナウイルス感染症への対策が進められる中、中国浙江省の慈渓市は、同市にグループ企業を置く自動車関連部品製造ミクニ(生田久貴社長、本社東京)を通じ、滝沢市へマスク3万枚を寄贈した。滝沢市役所で24日、寄贈式が開かれ、生田社長が主浜了市長に目録を贈呈。日中の友好を深め、共に危機を乗り越えていきたいとの慈渓市の思いを伝えた。

 式には、生田社長、ミクニ滝沢工場長などを務める東海林敦執行役員らミクニ関係者と滝沢市幹部らが出席。主浜市長は「国境を越えた助け合いのグロバール展開を肌で感じる。この縁を大切に、さらなる友好、協力関係を築いていきたい」とあいさつし、生田社長に慈渓市とミクニに対する感謝状を手渡した。

 浙江省寧波市に属する慈渓市(人口約101万人)は、新型コロナウイルス感染症拡大の最中、日本から中国へ救援物資が届けられたことに感謝。市内で優良外資企業として評価が高いミクニのグループ企業・浙江三国精密機電(資本金約14億円、従業員720人)に対し、同社を通じて日本の自治体へ不足しているマスク10万枚を寄贈したいと申し出た。厚意を受け、ミクニは自社事業所のある滝沢市、神奈川県小田原市など全国4自治体へマスク寄贈を仲介した。


慈渓市で開かれた式典でミクニに引き渡されたマスク(浙江三国精密機電提供)


 生田社長によると、浙江省も1月から2月にかけ多くの感染者が出たが、収束に向かっており、浙江三国精密機電の操業も通常に戻りつつある。特に同社は滝沢工場の持つ技術を移転し、ガス機器の安全装置などを製造していて縁が深いという。「大変な状況、時期を最小限の感染で乗り切れるよう社としても貢献していきたい」と話した。

 寄贈されたマスクは来週にも滝沢市へ届く。マスクの需要が多い子育て支援の現場や高齢者施設などへの配布を検討している。



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