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岩大生企画の純米吟醸酒 ロンド岩手 地元農家、酒蔵と協力 輪を広げ日本酒造り

2020-04-03

 完成したRondo iwateを持つi-Sakeプロジェクトの齋藤芽翠さん、横沢社長、谷崎副代表、増田侑十さん(左から)

 岩手大の学生団体、i―Sakeプロジェクト(飯野雄飛代表)が地元農家や酒蔵の協力を受け製造した純米吟醸酒「Rondo(ロンド) iwate」が3月26日、発売された。プロジェクト副代表の谷崎公紀さん(20)=岩手大3年=は「ぜひ若い人に飲んでほしい」と期待を込めた。

 プロジェクトの合言葉は「若者に日本酒に親しみを持ってもらおう」。今回の日本酒造りは「学生が日本酒の企画・プロデュースに関わることで若者が日本酒に親しむきっかけが作れるのでは」と企画された。

 学生たちは2019年5月、盛岡市羽場の水田を借り、酒米の「吟ぎんが」の田植えを体験。その後も草刈りや手入れなどを行い、10月に収穫した。

 製造は、紫波町の月の輪酒造店(横沢孝之社長)に依頼。酒質を決めるにあたり「爽やかさ」「すっきりした味わい」など、若者が飲みたくなる日本酒を目指した。学生も仕込みなどを体験した。

 ロンドは、宮沢賢治にゆかりのあるエスペラント語で「輪」を意味する。「日本酒には人と人をつなぐ力がある」と、この名称に決定した。大きな輪を描くラベルも、岩手大OBのデザイナーに依頼した。谷崎さんは「それぞれの作業は大変だったが、楽しく日本酒造りを学ぶことができた。企画では農家さんや酒蔵、イベント参加者との輪を広げられた」とプロジェクトを総括した。


純米吟醸酒Rondo iwate


 横沢社長(48)は「米だけでなく、酵母と麹も岩手産に拘った日本酒。アルコール度数は低めで飲みやすいが、ちゃんと日本酒としての味わいがある酒になった」と太鼓判を押す。「若い人の酒離れが聞かれる中、学生が日本酒に興味を持ってくれたことがうれしい。今後もプロジェクトが後輩に引き継がれていってほしい」と期待した。

 アルコール度数は15度。720㍉入りで1870円(税込み)。約1100本を製造。月の輪酒造店の直売店「わかさや」とオンラインショップ(https://www.tsukinowa-iwate.com/wakasaya/)、盛岡市内の一部の酒販店で販売している。

 i―Sakeプロジェクトへの問い合わせはメールi.sake.project@gmail.comへ。製品の問い合わせは月の輪酒造店(電話672―1133)。



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