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岩手飯岡駅 東西またぎ自由通路と改札 23年3月供用予定

2020-04-06

橋上化と自由通路の整備を予定する岩手飯岡駅のイメージパース(盛岡市提供)

 盛岡市は2023年3月の供用開始を目指して、JR岩手飯岡駅の東西自由通路と橋上化の整備を20年度から本格的に進める。JR東日本盛岡支社によると橋上駅の定義は、駅舎と自由通路が一体となった線路上の駅舎。駅近くには盛岡南公園球技場がある他、県と同市が共同で整備する仮称盛岡南公園球技場も23年度の供用開始予定。新駅と自由通路が公共交通の利用促進や駅東西の交流の活発化につながることが期待される。

 岩手飯岡駅東西線自由通路整備事業は、市が14年度から開始し、これまでに用地測量や設計などを実施してきた。20年度は市がJRに負担金を払い、仮駅舎を建てる他、支障物件の移設などを行う。21、22年度で工事を実施し、23年3月の供用開始を見込む。20年度から23年度までの事業費は21億4100万円。

 自由通路は線路をまたぐ形で駅の東西をつなぐ。通路の途中で改札を設け、事務室や待合室のある橋上化駅舎へつながる。自由通路全体の延長は113・8㍍、幅員は4㍍。駅舎からホームへは、階段とエレベーターで下りられる構造を想定。エレベーターは自由通路の東西側に各1基ずつを市が整備し、改札内の上下線のホームに降りる2基をJRが整備する。現駅舎は工事に合わせて今後解体する。

 現在の岩手飯岡駅は、1974年8月に供用開始となった。現在も線路をまたぐ形で歩道橋はあるが、東西いずれかの改札を経由しなければならないため、利用は列車の利用者に限られ、東西の通り抜けのための行き来はできない。駅の南側約270㍍にある地下道を通って東西の行き来をしている。

 東西自由通路の開通後は、列車を利用しない人でも歩行や自転車を押して通行が可能となる。駅東側にはスーパーや都南分庁舎などがあり、西側に住む人が買い物や支所に行きやすくなる他、永井小の通学路などとしての活用も期待される。

 大坪康宏道路建設課長は「線路で今は西側と東側が分断されている状況だが、人の行き来がにぎわいに通じるので、自由通路と橋上化が利便性向上につながる。大きな公共施設である新野球場も近くにできるので、そこに公共交通を利用して来てもらえることも期待したい」と整備の効果に期待する。



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