2020年
6月6日(土)

2021年度新卒社員採用
選考スケジュール更新

全文を読む

日本料理コンペ決勝大会 北日本カレッジの奥寺綾さん 「食の華やぎ」テーマに技能賞

2020-04-11

第7回日本料理コンペティション決勝大会で技能賞を受けた奥寺綾さん

 3月8日に京都市の京都調理師専門学校で行われた第7回日本料理コンペティション(NPO法人日本料理アカデミー主催)決勝大会で、北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ(奈良憲光校長)=盛岡市盛岡駅西通=の実習教員、奥寺綾さん(37)=盛岡市出身、在住=が技能賞(第4位相当)に輝いた。「まさか自分が賞に入るとは。諦めずに続けていくことが力になり、最終的には明確な目標になっていくと感じた」と振り返る。

 調理師免許取得者で調理経験5年以上の料理人を対象とした同コンペ。今大会は「食の華やぎ」が全体のテーマとされた。国内6カ所と海外4カ所で予選が行われ、決勝大会には12人が出場。奥寺さんは昨年8月に行われた新潟会場予選大会で優勝し、初めて決勝大会に進出した。

 決勝大会は、当日用意された食材を調理するブラックボックス形式で、松花堂弁当4人分を4時間以内で作ることが課題。審査では味の他、外観や作業の様子も評価される。食材はタイやアナゴなどが用意され、奥寺さんは「弥生の松花堂~旅立ちの季節に華やぎを~」と題して▽ホタテの炊き込みご飯▽タイの砧(きぬた)巻き(酢の物)▽焼き物の盛り合わせ▽アナゴと湯葉の炊き合わせ―の献立を調理した。

 食材は予想して練習していたものと大きく変わらなかったが、練習通りにはいかないことも。「決勝特有の熱量に圧倒された。時間オーバーだけは避けようと一生懸命。普段ならできることもうまくいかず、それくらいすごい場に立たせてもらっているんだと感じた」と振り返る。煮る、焼く、揚げる│あらゆる技法を駆使して完成させた。

 決勝大会直前には、盛岡市民文化ホールで予定されていた卒業式が新型コロナウイルス感染拡大のため中止となり、学校で卒業生と教職員のみの卒業式を開いて学生たちを送り出した。作品には、教え子たちの晴れの旅立ちに華やぎを添える思いも込めたという。「卒業した学生にも励みになったらいいなと。たまたま『華やぎ』がテーマなので、卒業生のはなむけにもなれば」と話す。

 同コンペに挑戦を始めた頃は「自分には(上位入賞は)到底無理だろうなと思った」という奥寺さん。大会出場や受賞の経験について「これから学生の指導に生かしていくことが全て。学生が挑戦する機会は減ってきているが、大会などでなくても、やってみる、一歩を踏み出すということを意識してもらえるようにしたい」と話し、今後を見据えた。



前の画面に戻る

過去のトピックス