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学んで歩いて街に親しむ 城南地区地域づくり委 歴史と文化めぐる マップ、冊子、案内板で

2020-04-15

 冊子「城南地区めぐり」、「盛岡『城南地区』マップ」を紹介する小森委員長

 盛岡市の城南地区福祉推進会の地域づくり委員会(小森資司委員長)は天神町、住吉町、新庄かいわいの神社仏閣や文化施設など10カ所に設置する案内板を作成した。4月中をめどに設置される。2015年に発行、19年3月に改訂された「盛岡『城南地区』マップ 歴史文化編」、19年11月に発行された冊子「城南地区めぐり」と併せて、身近な街のウオーキングと歴史探訪を勧めて地域に親しみを持ってもらうことを目指す。

 「盛岡『城南地区』マップ 歴史文化編」は、城南地区の神社仏閣、文化的な施設や建造物など43カ所を紹介。四つのウオーキングモデルコース▽山王山(気象台)コース・景観お奨めコース▽新城(新庄)の原点を探るコース▽奥州街道(城東3大神社めぐり)コース▽城南地区周回コース│も掲載されている。コースの距離は0・8㌔から2・4㌔で、各所の間の距離も実測して記載。健康づくりのウオーキングにも役立てられ、「市内屈指の急坂」「桜並木が素晴らしい」などの情報もうれしい。

 冊子「城南地区めぐり」は、そのうち「新城(新庄)の原点を探るコース」の地域について名所や歴史を紹介。19年6月に盛岡弁の語り部・花田陽子さん(盛岡市)を迎えて開いた文化講座「盛岡弁で聞く 城南地区昔語り」をもとに、「天満宮昔語り」「新庄昔語り」の2章で構成する。全編が温かみのある盛岡弁でつづられ、子どもから大人まで親しめるようにと漢字には振り仮名を振った。歴史を知るとともに、声に出して読んでみたくなる1冊となっている。


盛岡天満宮に設置される案内版。石碑やこま犬など見どころも紹介


 それらをもとにウオーキングができるよう、昨年度は同コース内10カ所の案内板を作成。大きさはA3サイズほど、高さ約1㍍の案内板は盛岡天満宮、新庄稲荷神社、住吉神社などに設置される。神社のいわれや概要など各所の情報が記載された他、コースの紹介や「ここもぜひ!」と次の目的地も勧める内容。現在は新型コロナウイルスの影響でイベントは自粛の傾向にあるが、同委員会は「世の中の状況を見ながら、今後ウオーキングのイベントなども企画していきたい」としている。

 冊子「城南地区めぐり」は現在、他のコースを取り上げた第2弾の発行も計画されている。小森委員長(72)は「地域の人たちに、身近な場所を知ってもらう一助になれば。城南地区は文化の栄える八幡町、神社仏閣の多い新庄方面と、江戸時代からの古都の香りのある街。それを受け継いで次の世代につないでいきたい」と話す。

 「盛岡『城南地区』マップ」制作にも尽力した泉澤力副委員長(70)=城南地区福祉推進会常務理事=は「地域をよく知るきっかけにしてほしい。いろいろな歴史や文化を知ることで郷土愛を共有し、交流人口を増やすことにもつなげられたら」と展望した。

 「盛岡『城南地区』マップ 歴史文化編」、同マップの「暮らし編」、「城南地区めぐり」は同市山王町の市山王児童老人福祉センターで無料配布している。問い合わせは同センター(電話654―6269)まで。



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