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茅の輪くぐって鎮静化願う 雫石町長山岩手山神社 総代ら特別祈とう コロナ禍の終息へ思い込め

2020-04-27

 作法にのっとり茅の輪をくぐる篠村総代長(左)や笹田宮司(左から3人目)ら

 雫石町長山頭無野の岩手山神社(笹田武彦宮司)で26日、新型コロナウイルス感染症の沈静化を願う特別祈とうが営まれた。直径2・3㍍ある茅(ち)の輪を鳥居に取り付け、参拝者が作法にのっとりくぐった。無病息災へ、世界的に猛威を振るう新型コロナの早期終息により日常を取り戻せるよう願を掛けた。茅の輪は当面設置され、鳥居に茅の輪くぐりの作法が表記されている。

 毎年夏と冬に茅の輪くぐりをしている。今回は月次祭(つきなめさい)に合わせて、行事を前倒し。新型コロナの影響で規模を縮小しつつ、旧西山村の各集落の代表者ら約20人が参列。特別祈とうに臨んだ。茅の輪は地元産のカヤを使って作られている。

 茅の輪くぐりの作法は、手前で礼をして左足からまたいで茅の輪をくぐり、左を回り元の場所へ戻る。再び礼をして今度は右足からまたいで右に回って戻り、さらに礼をして左足でまたいで左に回って戻る。4度目の礼をしたあと左足でまたぎ、本殿へ向かう。

 総代長の篠村幸造さん(84)は「われわれの集落にも新型コロナの影響があり、かつてない感染症にかからず健康でいられるよう祈り、茅の輪をくぐって無病息災、家内安全を願った。健康で1年、一生過ごせるよう互いに気持ちを持ってくれれば」と願った。

 笹田宮司(88)は「例年より期間を早めて、コロナ退散を願って行った。中止するべきか迷ったが十分注意を払うこととして、おはらいを通じて大困難を乗り切り、平常の生活に戻ってほしいと思いを込めた」と話した。

 岩手山神社の歴史をたどると、坂上田村麻呂の東夷までさかのぼる。盛岡市中心部から約25㌔に位置。町指定天然記念物で推定樹齢400年以上の夫婦杉があり、神山の秘水と呼ばれる湧き水を求め、県内外から大勢の参拝者が訪れている。氏子を中心に地域で神社を支えている。

 26日午前も雨の中、盛岡市内から参拝者が足を運んでいた。

 7月17日の郷土芸能の奉納はコロナの影響で中止が決まった。



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