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新型コロナ自粛要請緩和 公共施設の利用再開 感染予防継続して呼び掛け

2020-05-08

飛沫感染を防ぐため返却、貸出のカウンターにビニールカーテンを設置して対応する県立図書館

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館・利用休止していた一部の公共施設は、緊急事態宣言の対応の緩和に伴い、大型連休が明けた7日から利用が再開された。いち早く利用が再開された公共施設では、マスクを着用し、落ち着いて行動する市民の姿が目立った。文化、スポーツ施設とも施設利用は順次可能になるが、施設内の換気や人と人との間隔の確保、利用者への手洗いや消毒の呼び掛けなど、感染予防対策を取りながらの運営になる。

 緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、4月25日から5月6日まで、利用を返却のみに縮小していた県立図書館(小田島正明館長)は7日から通常の利用を再開した。飛沫感染を避けるため、カウンターにビニールカーテンを付けて対応。午前中から本を返しに来る人や好きな作家の本をまとめて借りる人の姿が見られたが、カウンター付近や閲覧席に人が集中することはなく、落ち着いた様子だった。

 月に数回は同館を利用しているという盛岡市の大吹恵理さん(37)は「久しぶりに本を借りることができてうれしかったが、他の利用者さんと間隔を空けながら短時間で選ぶようにした。博物館や美術館も子どもが小さい時によく利用したので、再開してほっとしている人も少なくないのでは」と話す。

 4歳の長男と来館した盛岡市の40代の男性は「連休中に貸し出しがないのは(緊急事態宣言を受けて)仕方がないと思っていた。人込みを避けて連休を過ごしたが、子どもは本が好きなので楽しそうだ」と、一緒に絵本を選んでいた。

 同館では、利用時の手洗いやマスクの着用を引き続き呼び掛けている他、長時間滞在を避けるため借りたい本の事前検索や電話、ファクス、メール、ホームページ専用フォームを使った窓口対応以外のレファレンス(調べもの)の活用を呼び掛けている。

 同館の原一史総務部長は「平日ということもあり、利用者も落ち着いている印象だ。調べものなど窓口以外でも受けられるサービスがあるので、長時間の滞在を避けるためにぜひ活用してほしい」と話していた。

 この他、県立美術館と博物館が8日から再開。御所湖広域公園は7日から段階的に利用を再開。県民会館などの文化施設、県営運動公園などの運動施設は8日まで休業する。

 盛岡市立図書館は8日から利用を再開し、武道館、盛岡体育館など体育施設の多くは8日まで利用休止期間を延長し9日から再開する。市内の各老人福祉センター、地区活動センターは7日に利用を再開。中央・上田・西部公民館、各地区公民館も8日までに利用を再開する。



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