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院内感染防止に一役 屋外にプレハブドーム 盛岡市八角病院 移転撤去、丸洗いも可能

2020-05-09

八角医院の中庭に設置されたイージードームハウス

 新型コロナウイルス感染症への警戒が続く中、盛岡市好摩の八角医院(八角有紀理事長)は、屋外診察スペースとしてプレハブ工法の「イージードームハウス」を導入し8日から本格運用を始めた。発熱している患者を屋外で隔離して診察することで、院内感染を防ぎ、他の患者や医療従事者の安全を守る。

 ドームハウスは直径3・3㍍、高さ2・6㍍の球形。外壁は菌や汚れが付きにくい高密度ポリエチレン製パネルで、防音性や保湿性に優れる。大人二人で90分ほどで組み立てられ分解、丸洗いも可能。設置後の移動撤去も容易にできる。本体価格は税別で78万円。韓国企業が開発しキャンプや災害時の避難所を想定して売り出されたが、首都圏の医療機関などが隔離スペースとして注目。東北では八角医院が初めて導入し、医院に隣接する中庭に設置した。


ドーム内で患者の診察に当たる医師

 患者は来院時に自家用車の中など院外で体温を計測。37度以上の発熱がある場合はドームハウスに移動し、そこで必要な検査や治療を受ける。ドームの中は4畳半ほどの広さで診療台や椅子も楽に配置できる。これまでは、院内の発熱患者専用スペースで診察していたが、感染症の疑いがある場合でも、患者が院内を移動することになるため、より安全性の高い方法を検討していた。感染症の疑いがある患者に対しては、会計を回復後に行う、院外処方せんによる薬の処方を郵送や家族の代理受け取りにするなど診療後の動線にも配慮する。

 同院の診療科は内科、外科、整形外科で1日約180人が来院。慢性疾患で定期的に通院している高齢者も多い。同院の佐藤純子看護師長は「全国的には院内感染の報告もあり、環境整備の必要性について話し合ってきた。患者や医療従事者が安心できる医療体制づくりにドームは一役買ってくれると思う」と話した。

 北海道・東北地区のイージードームハウスの販売は盛岡市の自動車販売業エヌズ・ステージ(三本柳11の8の10)が取り扱っている。製品に関する問い合わせは、フリーダイヤル0120-489-025へ。



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