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よ市が約1月遅れで開幕 自粛規制緩和後初の週末 規模縮小も待望の声響く 盛岡市材木町

2020-05-10

久しぶりの出店に山菜を買い求める来場者

 盛岡市の材木町商店街で毎年春に始まる「材木町よ市」(同実行委員会主催)は9日、約1カ月遅れで開幕した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月4日の開幕を延期していたが、規模を縮小して開催。野菜や果物、山菜を販売する13店舗が出店したのに対し、大勢の市民らが来場した。密接を避けながらも久しぶりの市日の雰囲気を味わっていた。今後は11月28日まで、毎週土曜開催される。

 9日は午後3時過ぎの販売開始前から人が集まり始め、商店街の通りに新鮮な野菜が並ぶと、足を止めて買い求める人が徐々に増えた。「久しぶり」と、出店者同士で再開を喜ぶ声もあり、各出店者は感染予防の手袋やアルコール消毒液を備えて来場者を迎えた。

 今回は飲食物の出店はなく、店舗の間隔も空けて密接、密集を避けた。盛岡市下米内から訪れた早坂啓子さん(66)は「昨年とは違って静かな雰囲気だが、野菜が出ていたので満足。新型コロナの状況次第だが、これから徐々に元通りになるのかと思う」と、マスク着用で手短に買い物を済ませていた。

 盛岡市上鹿妻で農業をしている出店者の戸田浩司さん(50)は「7年前に就農し、よ市には毎年出店している。開幕してほっとしているが、予想以上のお客さまに来ていただき驚いた。今後も機会があるのであれば出店したい」と話す。

 「よ市」は4月~11月の毎週土曜に開催。県内外の青果店や飲食店など例年なら約100店が並び、多くの市民や観光客らでにぎわう。開幕延期は1974年に開始して以来、今回が初めて。

 県が緊急事態宣言に伴う措置を一部緩和し、大型連休が過ぎたことから、実行委員会(菅原奎一郎実行委員長)が規模縮小により開催を決定。今後、県内に感染者が出た場合など状況を見ながら判断していくが、現時点では11月まで毎土曜に開催する予定。飲食店については総菜などのテークアウト(持ち帰り)品から始め、徐々に広げていく予定だ。

 菅原委員長(73)は「よ市が開かれないことで土曜の夕方にかけて車、人が通らなくなり、寂しい思いをしていた人も多い。出店者の要望もあり、感染予防に努めながらの開催となった。県内の状況を見ながら、少しずつ規模を広げていきたい」と語った。

 開催時間は土曜午後3時10分から午後6時半まで。

 問い合わせは、電話623―3845。



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