2020年
6月6日(土)

2021年度新卒社員採用
選考スケジュール更新

全文を読む

ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング ドライブスルーで和洋中 コロナ苦境打開に 玄関でテークアウトサービス

2020-05-17

ドライブスルー方式でテークアウトの品を受け取れる新たな試み

 盛岡市盛岡駅前北通のホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング(吉田亮総支配人)は16日、ホテルの味を気軽にテークアウトで楽しめるように、特設販売ブースでのドライブスルーサービスを開始した。新型コロナウイルス感染症の影響で、宿泊やレストランの利用が減る中、新たな展開を探る同ホテルとして初めての試み。営業時間は午前11時から午後6時30分までで、当面の間、毎日実施する。17日までは購入者へのフライドポテトのプレゼントも実施中。

 新型コロナで、観光、ビジネスともに自粛が続く中、ホテル業界は宿泊の落ち込みがある他、レストランも店舗によっては休業や時間短縮を行っている。ホテルメトロポリタン盛岡の本館、ニューウイングでは、5月は宿泊が前年同期比85%減、レストランも同80%減。祭りなどのイベント中止も相次ぎ決定し、今後も厳しい状況が予想される。

 こうした現状を打開するため、4月13日から駅ビルフェザンでテークアウトのメトロポリタンデリカを開始。加えて、従業員のアイデアでより気軽に利用できるようホテル玄関前の広いエントランススペースを活用して今回、テークアウトを始めることにした。

 日本料理の対い鶴、ダイニング&バーのジョバンニ、中華料理のJUENが和洋中の総菜や弁当メニューを毎日15種類ほどそろえる。車を降りずに希望の商品を注文し、支払い、商品を引き渡すドライブスルー方式の他、近隣に事業者やマンションなども多いことから徒歩での来客を見込んだ対面販売も実施する。

 初日の16日は、特製ステーキ丼(税込み700円)海老天重(700円)、あんかけ焼きそば(500円)、海老と卵のチリソース(500円)、サーモンのキッシュ(400円)など、和洋中の豊富なメニューが用意された。11時の営業開始とともに、徒歩や車で多くの人が訪れ、列ができた。

ドライブスルー方式でテークアウトの品を受け取れる新たな試み

 夫婦でドライブスルーを利用した盛岡市の池田幸子さん(72)は、昼食に食べるおすしや天重などを購入した。「コロナでホテルが一番打撃を受けている。何らかの形で応援できればと思った。ホテルの味がこうして食べられるのは、いい企画だと思う。しばらくは買いに来たい」と話した。

 近所に住む五十嵐雅夫さん(73)は、対面販売を利用してお弁当をテークアウトした。「ホテルのレストランも何回か利用したことがあり、味は分かっている。その味を手軽に楽しめるのはいい。居酒屋などのランチもあるが、それとは別で、たまにはホテルの味も食べたくなる。1千円以内で買えるのもありがたい。いろいろなメニューがあるのでまた来たい」と再訪を誓った。

 ホテルメトロポリタン盛岡総支配人室の漆原直樹チーフは「非常にリーズナブルな価格で、気軽に買い求めいただけるスタイルを取っている。ホテルとして少しでもお客さまにホテルの味を知ってもらうきっかけになり、コロナの状況が落ち着いた時にまた利用していただけるようにしたい」と利用を呼び掛けた。



前の画面に戻る

過去のトピックス