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新型コロナの詐欺被害防ぐ 矢巾町老ク連民生児童委協 広報隊に委嘱 給付金狙いの犯行などへ

2020-05-23

新型コロナ詐欺被害防止広報隊に委嘱された町老人クラブ連合会の及川会長、町民生児童委員協議会の山下会長(左から)

 矢巾町は22日、新型コロナウイルス感染症に関連する詐欺被害を防止するため、町老人クラブ連合会(及川圭一会長)と町民生児童委員協議会(山下由美子会長)に「新型コロナ詐欺被害防止広報隊」の委嘱状を交付した。町によると、県内で初の委嘱。国の特別定額給付金や子育て世帯への臨時特別給付金などを狙った卑劣な犯罪から町民を守る。

 町によると、特別定額給付金の給付にあわせ「給付金の代行をする」「キャッシュカードの期限が切れているため、このままでは給付金を受け取ることができない」などの不審電話が盛岡市と一関市で確認されているという。また、キャッシュカード詐欺盗などの特殊詐欺も後を絶たないことから、町では被害防止を目的に、両団体に協力を依頼。町や関係機関が作ったチラシの配布などを通じ、広く注意を呼び掛ける。

 22日に町役場で委嘱状交付式が開かれた。高橋昌造町長は「この矢巾から新型コロナに関連する詐欺被害を生まない。両団体には高齢者や障害を持つ人に寄り添ってもらい、広報、啓発に努めてほしい」と期待を寄せた。及川会長(85)∥同町高田∥は「詐欺被害ゼロを目指し、防止に全力を尽くす」と意気込む。山下会長(74)∥同町白沢∥も「普段以上に見守りに力を入れたい」と決意を述べた。

 同町では1日からオンライン、11日から郵送で特別定額給付金の申請を受け付けている。給付は7日から順次行っており、22日までに約2800世帯、約8千人に振り込み済み。今月中に町民の約88%にあたる約2万4千人への振り込みが決定している。

 町内には32単位の老人クラブがあり、約1300人が加盟し、活動している。民生児童委員は53人で活動し、日々地域の高齢者や障害を持つ人らを見守っている。



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