2020年
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チャグチャグ馬コ パレード中止も神社参拝 コロナ退散願い 滝沢の有志

2020-06-14

愛馬の五月姫を連れ、鬼越蒼前神社に向かう菊地さん一家

 中止になったチャグチャグ馬コの行進に参加するはずだった滝沢市の農家の有志が13日、同市鵜飼の鬼越蒼前神社に参拝した。色とりどりの装束をまとった馬コと共に、家族の健康やコロナウイルスの退散を願った。

 参拝に訪れたのは南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会の菊地和夫会長(69)一家と、チャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の大坪昇さん(82)一家。菊地会長は長男の真也さん(41)や姉っこ姿の3人の孫らと愛馬の五月姫を連れ神社へ向かった。神前で手を合わせた後、氏子総代会が用意した御神酒を口にし、五月姫にも清めの塩を与えてねぎらった。

 「家族や馬が息災に過ごせるよう願った。一日も早くコロナウイルスが収束し、行進ができるようになってもらいたい」と菊地会長。交代で馬コにまたがった孫の華さん(滝沢南中3年)と結衣さん(同中2年)は「行進がなくなったのは残念だけど、感謝の気持ちを伝えることができて良かった」などと話し、古里の伝統をかみしめていた。


鬼越蒼前神社を参拝する大坪さんら(左から3人目)


 一方、大坪さんは愛馬の昇馬姫と子馬、ポニーの親子の4頭を連れて参拝。大坪さんの孫の泡渕暖生君(鵜飼小5年)もポニーの子の手綱を引き、しっかりと役目を果たした。

 チャグチャグ馬コのため、17頭の馬やポニーを飼養している大坪さんは「今まで変わりなくやって来られたのは神様のお陰もある。来年は今年の分まで頑張る。100歳まで、いや105歳までは続ける」と笑みを広げた。

 農耕馬をねぎらい、無病息災を祈るチャグチャグ馬コは約200年の歴史がある。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、戦後初めて中止となった。



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