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新型コロナに伴う緊急経済対策第3弾公表 盛岡市 プレミアム商品券発行 困窮学生の有償インターンも

2020-06-18

 新型コロナウイルス感染症の影響が広がる中、盛岡市は17日、第3弾となる緊急経済対策を公表した。予算規模は約20億円。落ち込んだ経済消費の喚起を図るためのプレミアム付き商品券発行事業、生活に困窮する学生を支援するための大学生等有償インターンシップ事業などを実施。開会中の市議会6月定例会に補正予算を追加提案する。

 地域経済を支える産業支援は、▽プレミアム付き商品券発行事業(概算事業費5億2900万円)▽盛岡市地域企業家賃補助事業補助金(拡充、2億6100万円)▽製造業・情報サービス業技術発信事業(1300万円)▽公共交通維持支援事業(1900万円)―など。

 このうち、プレミアム付き商品券発行事業は、地域経済の維持を図るため、多様な対象店舗で使用可能な商品券を発行する。

 2千円のプレミアム分が付いた商品券(額面1万2千円)を1冊1万円で、20万冊発売する。募集期間を設けて、抽選で1人当たり3冊を上限に9月から発売開始予定。使用期限は9月から来年1月を想定している。30万円以上のリフォームを実施した市内消費者から申請があった場合、同商品券6万円分を給付する取り組みも行う。リフォーム支援分は2500冊。

 地域企業家賃補助事業補助金は、県の補助対象拡大に伴い、3カ月間の売り上げが30%以上減少した中小企業者を新たに対象に加えた。上限10万円を最大3カ月分。

 製造業・情報サービス業技術発信事業は、世界的な新型コロナの影響で生産拠点の国内回帰が見込まれるため、市内の製造業・IT関連企業約150社が持つ技術を紹介する冊子などを作成し販路拡大を支援する。

 公共交通維持支援事業は、市内に営業所があり市内を運行する路線バス事業者3社に1事業者当たり30万円、バス1台当たり4万円を加算して給付する。タクシー事業者(24社、個人事業者80者)には、保有台数1台当たり5千円を給付する。

 雇用の維持に向けた支援は、▽雇用継続支援金事業(6千万円)▽雇用調整助成金等申請費用補助事業(1500万円)▽中小企業情報発信緊急支援事業(5千万円)▽大学生等有償インターンシップ事業(5100万円)―。

 大学生等有償インターンシップ事業は、生活困窮している大学生などを対象に市内事業者がインターンを実施した場合に、事業者が学生に支払う賃金分として学生1人につき1時間1千円を上限に補助する。学生、企業とも事前登録制で、約250社での開始を予定。

 大学生等生活安定支援事業で、市が会計年度任用職員で学生を任用する取り組みも実施する。

 市民の生活を守るための経済的支援は、▽赤ちゃん応援特別給付金の給付(2億300万円)▽ひとり親世帯臨時特別給付金の給付(2億9300万円)▽子ども食堂の支援(600万円)▽妊婦に分娩前の検査費用を助成する妊産婦総合対策事業(5千万円)―。

 赤ちゃん応援特別給付金は、4月28日以降に生まれた子どものいる世帯に対して1人当たり10万円を8月から支給する。

 ひとり親世帯臨時特別給付金は、市内のひとり親世帯などで児童扶養手当受給世帯に1世帯5万円(第2子以降1人につき3万円)を給付し、収入が減少した場合は1世帯5万円を加算する。



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