2020年
7月14日(火)

おかげさまで創刊50周年

全文を読む

観光振興へ再出発 地域経済の回復目指す キャンペーン推進協議会 セレモニーで結束誓う

2020-06-20

がんばろう三唱で結束を高めるJR東日本盛岡支社の石田亨社長、達増知事、県観光協会の谷村理事長、盛岡市の谷藤裕明市長(左から)<1/p> 政府は19日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため呼び掛けていた都道府県をまたぐ移動の自粛を解除した。これにより、県境を越えるのも含め、徐々に観光振興を図ることが可能になった。いわて観光キャンペーン推進協議会(会長・達増知事)は同日、いわての観光リスタートセレモニーを開催し、新型コロナの拡大防止と地域経済の回復を両立させた新たな観光振興に向け、機運を高めた。

 セレモニーは、盛岡市盛岡駅前通のホテルメトロポリタン盛岡で開催。県内客の流動を促進しつ、全国的なキャンペーンの展開につなげることが目的で、いわて観光キャンペーン推進協に参加する自治体や観光関連の民間企業・団体から約70人が出席した。

 県観光協会の谷村邦久理事長が「これまで以上に気を抜かずしっかり対応することで、より安全かつ快適にご来県いただける。岩手の観光産業の振興に向け、一丸となって取り組んでいこう」とあいさつ。県の観光復興、振興を祈願してがんばろう三唱を行い、結束を誓った。

 達増知事は「岩手の新しい観光を県民みんなで、そしてお客さまとおもてなしをする観光関係者が力を合わせ、成功させる。県もさまざまな支援を行う。感染対策と社会経済活動の両立を図りながら、オール岩手で観光の取り組みを進めよう」と述べた。

 今後の方針として、▽感染症対策に取り組む▽変わらない良さで、新しい取り組みを進める▽岩手の良さを県内県外の皆さんと共有する│の3項目を示した。

 感染症対策の紹介では、花巻温泉の佐藤寿美取締役セールス部長、平泉観光レストセンターの小野寺仁社長、県バス協会の山口聡副会長が登壇。

 山口副会長は取り組みの一環として、▽点呼時の検温と健康チェック▽車両出入り口に消毒液を設置▽車内の換気と空気清浄機の稼働│を行っていると説明。小野寺社長は「できるところから実践し、安心してお客さまがお越しいただける施設としたい」と述べた。
 岩手の観光を盛り上げる歌の「あなわん 岩手は オンリーワン」もお披露目された。作詞は県商工労働観光部の戸舘弘幸部長、作曲は盛岡市在住のシンガーソングライター田口友善さん。今後は県観光協会のホームページで動画を公開するほか、今後開催する観光イベントなどで使用する。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針では、5月25日から7月31日までの約2カ月間を移行期間に設定。「新しい生活様式」の定着を図りつつ、段階を踏んで移動の自粛を緩和していく。

 この中で、観光関連では5月25日から31日までをステップ0、6月1日から18日までをステップ1、19日から7月9日までをステップ2、7月10日から31日までをステップ3と設定。

 ステップ1では「観光振興は県内で徐々に、人との間隔は確保」することとしていたが、ステップ2以降では「県をまたぐものも含めて徐々に」観光振興を図ることが可能になった。

 県は環境振興を目的に、県民を対象とした「泊まって、食べて地元を元気に応援キャンペーン」を4月1日から展開中。今後新たなキャンペーンの実施も検討しているという。



前の画面に戻る

過去のトピックス