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最後の公式戦で恩返し 岩手地区中総体 「また皆でプレーしたい」 卓球は保護者の観戦なく

2020-07-20

卓球の女子個人で優勝した小野寺さん(右)

 第68回岩手地区中総体(岩手地区中体連など主催)は18、19日に開かれた。17校が参加し、開催日が30日の柔道を除く11競技が実施された。新型コロナウイルス感染症防止のため、換気やマスク着用などを徹底し、開・閉会式の省略などを含め競技時間を短縮。部員や保護者が見守る中、1、2年生、中学校最後の大会となる3年生が全力を発揮した。

 19日、滝沢市の滝沢総合公園体育館では、卓球の個人戦が行われた。施設の収容人数の半分以下とする感染防止対策のため、保護者の観戦はなかった。

 男子は庄司育弘君(姥屋敷1年)、女子は小野寺絢さん(滝沢南2年)がトーナメントを勝ち抜いて優勝した。

 小野寺さんは「決勝で調子を上げて勝つことができた。県中総体のベスト8を目標にしていたが、(地区の)中総体だけでもなくならなくてよかった。3年生にはさまざまなことを教えてくれて感謝している。来年こそは全国を目標にして、後輩にも教えてあげられるようになりたい」と話した。

 雫石町営体育館ではバレーボールの男子決勝、女子の準決勝と決勝が実施された。


バレー女子決勝の沼宮内(左側)対雫石(右)

 男子トーナメントで優勝した雫石3年の大坊心彩人キャプテンは「最後の公式戦を勝ちで終えることができてほっとした。県大会や全国大会がなくなりショックだったが、地区大会があることでモチベーションになった。支えてくれた方々にプレーで恩返ししようと、まとまることができた。高校でもバレーを続けて、全国に行きたい」と話していた。

 女子の決勝は、県新人戦と同じカードの沼宮内対雫石。新人戦のリベンジとなる雫石は、後がない第2セットのマッチポイントの場面で5連続得点して粘りを見せたが、0―2で敗れた。

 雫石3年でキャプテンの浦田美咲さんは「負けたのは悔しいが、メンバー全員でバレーをできた。新人戦より成長して攻撃の幅も増えたが、力んでベストを出せなかった。進学してばらばらになる前に、皆で一緒に試合をできて幸せだった。交流は消えないので、また皆でプレーしたい」と話していた。

 美咲さんの応援に来ていた母の佳代子さんは「娘の頑張る最後を見ることができて良かった。全国出場の夢を失い悩んでいたが、大会を開いてもらえて感謝している。これからも夢に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。



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