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絆示す祝い品にもなります セレブプランニング 「はがきの結婚式」提案 コロナ禍で挙式諦めた男女に

2020-07-21

結婚式の趣旨に沿う「はがきの結婚式」の利用を勧める佐々木社長

 盛岡市仙北のブライダルペーパーアイテム印刷業「セレブプランニング」(佐々木秀樹社長)が、コロナ禍で結婚式を諦めたカップルに向けて、はがきのやり取りで人前式と同様に、誓約・賛同・祝福ができる「はがきの結婚式」を提案している。

 紙を使って友人らに夫婦の誓いを伝え、賛同する署名を集めて入籍・結婚の証を作るもの。夫婦と友人、親戚との絆を示す「結婚祝い品」としても利用を薦めている。

 「はがきの結婚式」は、入籍報告と夫婦の誓いを記した返信はがき付きの挨拶状を友人らに送り、誓約に賛同の署名とお祝いメッセージを返信してもらった後、夫婦2人の〝初の共同作業〟で、台紙に署名部分を貼って結婚誓約書のボードを作り、成立となる。メッセージ部分は専用ボックスで保管し、協力者には感謝状を贈って結婚の証が完成したことを報告する。

 新郎新婦の顔見せとして、挨拶状に2人の写真をプリントしたり、2人が誓いを述べる動画が見られるAR(拡張現実)機能をオプションで付けられる。

 料金は、案内状や結婚誓約書ボード(A4判)、お礼状などがセットで税別5万円(30人分)。50枚、B4判セットもある。

 リクルートブライダル総研の結婚式総合意識調査2019によると、入籍者の5割が結婚式を挙げない「ナシ婚」を選ぶ。

 そんな中、新型コロナの発生で3~6月の挙式はほぼすべて、延期やキャンセルされている状況。収束が見通せないため今後は三密を避けた規模縮小での開催や、景気悪化などで中止を余儀なくされるカップルが増えると予想される。

 「コロナがなければ式を挙げていたのに」と気持ちが整理できない人をなくしたいと、「祝福の中で結婚を誓い、証を残す」という人前ウエディングの趣旨に沿ったこのサービスを始めた。

 佐々木秀樹社長(45)は「結婚式は人生の節目を迎えた喜びとともに、友人や親戚とのつながりを実感できる貴重な機会。送る、書き込むなどの手間の要る作業を通して、式と同様に絆を確認できるこのサービスを利用してほしい」と勧めた。

 同社は2007年に設立。青森、岩手、福島のブライダル専用ペーパーアイテムの作成やブライダルプロデュースをしている。



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