2020年
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27日夜から激しい雨 24時間降水量 雫石92㍉、盛岡84㍉ 一部地域で床下浸水など

2020-07-29

茶色く濁った水が勢いを増して流れる簗川=28日午前10時ごろ(葛西橋付近で撮影)

 梅雨前線や低気圧の影響で、県内では27日夜から28日にかけ、広い範囲で強い雨が降り続いた。盛岡市など一部の市町には大雨や洪水などの警報も発令され、住民が避難する動きもあった。床下浸水や道路の冠水などの被害も確認された。

 盛岡地方気象台によると、盛岡地域の24時間降水量(28日午後4時時点)は、雫石で92・0㍉、盛岡で84・0㍉、盛岡市薮川で76・0㍉、紫波で61・0㍉、滝沢で60・0㍉を観測した。

 奥州市米里では7月の観測史上最大となる108・5㍉を観測。宮古市区界(112・0㍉)、花巻市豊沢(103・0㍉)、花巻(102・5㍉)、遠野市附馬牛(101・0㍉)で、24時間降水量が100㍉を超えた。

 盛岡市は大雨(土砂災害)警報の発表に伴い、27日午後7時2分に災害警戒本部を設置。28日午前8時10分に、市内を流れる簗川に氾濫の恐れがあるとして、中野2丁目、東安庭1丁目など流域の2143世帯5404人に避難準備・高齢者等避難開始を発令した。


避難所となった中野小の体育館。マットで密集を避ける工夫を施した


 避難所の市立中野小には最大で5世帯10人、中野地区活動センターに最大7世帯12人が避難した。いずれも午後2時までに帰宅済み。

 県総合防災室によると、28日午後3時時点で人的被害はない。建物被害は、遠野市と西和賀町の住家8棟で床下浸水が発生。非住家は、雫石町の黒沢川行政区の小屋1棟で床下浸水があった。

 道路関係では、冠水やのり面の土砂崩落などにより7カ所で通行止め(片側含む)が発生。秋田新幹線やJRの在来線、IGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道にも運休や遅れがあった。山田線の箱石―陸中川井間で土砂流入があり、上米内―宮古間で運転を見合わせている。28日午後6時25分現在、運転再開の見込みは立っていない。奥州市、一関市大東町、同市東山町では停電も発生した(解消済み)。

 避難所は、花巻市、宮古市、西和賀町、北上市も設置した。



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