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北海道の中学生へ「ビデオレター」 盛岡ふるさとガイドの会 修学旅行中止で制作 上の橋や石割桜など紹介

2020-08-04

修学旅行生のガイド再開を心待ちにする大矢会長(中央)ら会員

 盛岡ふるさとガイドの会(大矢正典会長、会員41人)は7月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、盛岡への春の修学旅行が中止になった北海道の中学生に向けて、6分間のメッセージ付き動画を制作した。案内するはずだった市内コースの一部を、実際のガイドのように紹介。平均年齢66歳の会員らで撮影・編集した、ほっこりと心がなごむアマチュア感満載の〝ビデオレター〟だ。今後は活動の宣伝も兼ね、ほかの4コースバージョンも作る。

 動画で案内するのは、上の橋や石割桜などを巡るCコース。歴史などの解説だけでなく、映し出された三ツ石神社の岩から鬼の手形を探すなど、実際の観光を体感できる構成になっている。

 72歳の会員がカメラを担当したため、画像が時折ふらつくのはご愛嬌(あいきょう)。「もっと見せたいスポットがたくさんある。盛岡におでってくなんせ(お越しください)」の盛岡弁で締めくくる、会員らの思いが詰まった心温まる動画だ。

 6月中に撮影し、会員らで映像編集や字幕作業をした後、大矢会長のメッセージとともに、7月22日に盛岡観光コンベンション協会ホームページに掲載。QRコードからスマートフォンで、誰でも視聴できる。


動画では市内の観光スポットを案内

 動画でガイドを務めた石川京子副会長(72)は「普段のガイドの様子を忠実に伝えようと、1スポットをワンカット(長回し)で撮影した。ガイドの臨場感が伝われば」とにこやかに語る。

 盛岡ふるさとガイドを利用する修学旅行生の数は、春秋をピークに年間平均約1千人。今年は新型コロナウイルスの影響で、4~6月に予約のあった北海道13中学校の修学旅行生のガイドが、すべてキャンセルされた。

 感染の収束にめどが立たない中、「見られるはずだった景色を届けたい」と同会でメッセージ動画を手作り。今後は活動を紹介するツールとして、他コースのバージョンも制作する。

 大矢会長(77)は「当会のガイドは、地元の人でも楽しめる内容。盛岡を理解する機会として、家族のお出掛けや職場の研修などに利用してほしい」と勧めていた。



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