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伊藤ふたば(盛岡中央高3年)7位 スポーツクライミング リード・ジャパン杯 頂上まであと一歩 男女初の3冠ならず 伊藤「力は出し切った」

2020-08-12

女子決勝で懸命の登りを見せる伊藤ふたば選手

 スポーツクライミングの第33回リード・ジャパンカップ(日本山岳・スポーツクライミング協会主催)は11日、盛岡市みたけの県営運動公園スポーツクライミング競技場で女子の準決勝と決勝、男子の決勝が行われた。本県から出場の伊藤ふたば選手(TEAM au)=盛岡中央高3年=は7位で大会を終え、男女を通じ初となるジャパンカップ3冠はならなかった。

 女子準決勝は、26人が出場。10日の予選を15位で通過した伊藤選手は、気温が30度を超える過酷な暑さをものともせず、手足を巧みに使ってホールド(突起)をつかみ、快調な登りを見せた。頂上にこそ到達はできなかったが7位に入り、上位8選手による決勝に進んだ。

 準決勝終了から約4時間後に始まった女子決勝に、伊藤選手は2番手で登場。準決勝の疲労が抜けきらないのか、腕を小刻みに振ったり、ホールドを巧みに使って休憩を取ったりしながら、頂上を目指した。最大斜度150度のゾーンを通過し、頂上まであと一歩と迫ったところで無念の落下。到達点は5位の谷井菜月選手(橿原学院高)、6位の小池はな選手(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)と並んだため、準決勝の成績で最終順位が決まった。

 大会の結果は次の通り。(敬称略、カッコ内は所属)

 ◇男子 ①西田秀聖(奈良県山岳連盟)=初優勝=②吉田智音(同)③田中修太(新潟県山岳協会)

 ◇女子 ①森秋彩(茨城県山岳連盟)=2大会ぶり3回目=②野口啓代(TEAM au)③柿崎未羽(東京都山岳連盟)

 伊藤ふたば選手は試合後、自身の登りを振り返って「去年は残れなかった決勝に残るという目標をクリアできて良かった。パンプ(筋肉が張ること)してしまい完登できなかったが、自分の中では出し切ることができて良かった」と語った。

 「久しぶりの大会の収穫は」との問いには、「準決勝、決勝ともに自分の力を出し切るまで、最後まで登れたのはすごくよかった」と答えた。

 今後の目標については「次の大会がいつか決まっていないが、開催と出場が決まった時、いつでも万全に臨めるようにトレーニングを積んでいきたい」。

 リードの課題については「上位選手に比べ持久力などがまだ足りないので、もっと上げていければ」と話した。

 一方、スポーツクライミング日本代表のヘッドコーチを務める安井博志氏は大会終了後のインタビューで、伊藤選手について「決勝まで駒を進めてくれて、彼女にとっても自信になったと思う。最後の場面で落ちたのは悔しさが残ると思うが、地元岩手で彼女の登りを配信できたのは、モチベーションの上がる経験だと思うので、今後も期待したい」と述べた。



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